矢作川神社巡り紀行

矢作川神社巡り紀行Part.1

2017年9月30日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

「神社のある生活って」長期連載企画「矢作川神社巡り紀行」をここから始めて行こうと思います。長い期間に渡る連載になると思いますが、気長にお付き合いの程、よろしくお願いします。

2017.9.30 2社目まで公開
2017.10.2 3社目を公開
2017.10.5 4社目を公開
2017.10.12 5社目を公開

スタート地点:美矢井橋

2017.9.29 まさに秋の晴天の下、矢作川紀行を始める為に、岡崎市と安城市を繋ぐ矢作川にかかる県道78号線の片側1車線の鋼鈑桁橋である美矢井橋にやってきました。この美矢井橋の橋名の由来なんですが橋が架かる岡崎市六ッ美地区と矢作川と安城市桜井地区から名前をとったそうです。


美矢井橋のたもとにやってきました。岡崎市側に立って安城市方面を望む感じで写真を撮っています。第一弾の企画のゴール地点はまさにこの橋の安城市側になります。で、この橋の歩道部分が掛かっている感じから将来片側2車線化を視野に入れている感じなんですが、2車線化工事は行われるのでしょうか・・・。

榊宮神明宮(岡崎市上青野町)

さて、上記の地点から美矢井橋ではなく、岡崎市方面を望むと、上青野町の集落が見えます。
美矢井橋から幸田方面に抜ける県道78号線ですが、10年程前に直線的な新道が作られた為、この集落の中を通る道路は県道ではなくなりましたが、旧県道78号線沿いに、既に紹介済みの「榊宮神明宮」が鎮座しています。

堤防からは神社を直接確認することはできませんが、まずは、いきなり堤防道路から外れて、榊宮神明宮を目指す事にします。

写真が以前参拝した時の物を流用したため、いきなり曇り空になってしまいましたが、旧県道78号線沿いに進むとこんな感じで玉垣と社殿が見えてきます。


榊宮神明宮(岡崎市上青野町)


榊宮神明宮を参拝したら今までの自分の参拝スタイルだと、旧県道78号線を幸田町方面に進んで下青野町に鎮座する椿宮神明宮に行くと思うのですが、地図を見てると何となく矢作川から離れすぎの感じがするので、今回は堤防に戻って南方面に進んでいくことにします。

神明社(岡崎市高橋町)

矢作川の堤防道路を少し進んでいくと、両側2車線化された堤防道路がそのまま町中に降りていき、旧来の堤防道路と分岐する場所が現れます。

解りにくいので、グーグルマップのストリートビューを参考にして下さい。道なりに進むと高橋町の集落に進んでいき、右折すると矢作川の堤防になります。
この分岐点から高橋町の集落側を見ると神社が見えてきます。

方向を確認するとほぼ東入りの境内になっています。2本の大きな銀杏の木が目印で、堤防と神社の間には田んぼしかなく、視界を遮るものがまったくないので、迷うことなく神社にたどり着けると思います。


神明社(岡崎市高橋町)


神明社(岡崎市合歓木町)

高橋町の神明社の本殿横から南側を望むと、田んぼ越しに神社の境内が見ることが出来ます。隣町の合歓木町の神明社ですね。
以前は、上合歓木町と下合歓木町と別れていてそれぞれに神社を祀っていたそうですが、現在では合歓木町となり、2社神社が鎮座しています。

中央部分に移っている茂みが旧上合歓木町の神明社になります。
堤防道路ではなくこのまま田んぼの中を抜けて神明社に向かっていくことにします。

まさに、神社(鎮守の森)と矢作川の堤防という今回の企画向けな構図ですね。
さっそく参拝に向かうとします。


神明社(岡崎市合歓木町)


神明社(岡崎市合歓木町)

神明社を後にして、合歓木町の集落の中に鎮座する別の神明社に向かう事にします。
堤防が工事を行っていた為、堤防には戻らず、合歓木町の集落の中を抜けつつ、神明社に向かいます。

合歓木町の真ん中を新幹線が横断しています。

鎮守の森よりも、幟ポールを目印に走っていくとたどり着けると思います。


神明社(愛知県岡崎市合歓木町)


神明社(西尾市高落町)

下郷間の神明社を後にし、合歓木町の集落を抜けて、西尾市方面に向かっていきます。

合歓木町の集落を抜けると、畑田越しに矢作川の堤防が見えてきます。
そろそろ、岡崎市と西尾市の市境です。

西尾市に入って、すぐに鎮座しているのが、この神明社になります。
地図には、高落神明社と表示されていたりしますね


神明社(愛知県西尾市)


高落町の神明社を後にし、そのまま南方面に進んでいくと、県道292号線と交差します。
県道292号線が矢作川を横断するための橋が小川橋。
このPart.1のゴール地点になります。

小さい写っている為、分かりにくいですが、田んぼの向こう側、矢作川の堤防をオーバーパスしているのが小川橋になります。
矢作川の対岸は安城市小川町になります。この町名から橋の名前が付けられたのかな。

この先は、矢作川神社巡り紀行 Part.2にて紹介していきますので、そちらでもお付き合いの程よろしくお願いします。

今回の参拝ルート

美矢井橋
┣上青野町
┃・榊宮神明宮
┣高橋町
┃・神明社
┣合歓木町
┃・神明社
┃・神明社
┣高落町
┃・神明社
┣新村町
小川橋

※新村町に鎮座する神社は、小川橋より南側に鎮座していた為、PART.2にて紹介します。

次回のご案内

小川橋を過ぎると矢作古川と矢作川に別れます。
次回では、矢作古川の左岸を進んでいき、旧吉良町方面に進んでいきます。

 

-矢作川神社巡り紀行
-