神社紹介
神社情報
神社名 | 乙姫神社 |
鎮座地 | 愛知県蒲郡市水竹町下島一二一番地(Googlemap) |
例大祭 | 十月第日曜日 |
創 建 | 天正九年(1581年) |
御祭神 | 豊玉姫命 肆長津彦命 水分神 |
旧社格 | 村社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | ー |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 | ー |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | ー |
駐車場 | ー |
参拝日 | 2018年10月29日 |
御由緒
天正九年(1581年)に額田郡千万町から当地に遷座したという。慶長十年(1605年)吉田藩主である松平玄蕃頭の室乙姫が信仰し、竹谷松平氏、西郡松平氏が崇敬したという。
松平玄蕃頭とは?
初代吉田藩主である竹谷松平氏六代目「松平家清(永禄九年(1566年)- 慶長十五年十二月二十一日(1611年2月3日)」の事を言います。
家清の正室は久松俊勝の娘で「天佳院」と言います。
どういった経緯で千万町から遷座してきたのかは不明ですし、旧社名が天王社と称していたそうですが、天王社の祭神である牛頭天王もしくは建速須佐之男命の名は見当たりませんね。
- 天正九年(1581年):額田郡千万町より遷座
- 慶長十年(1605年):松平玄蕃頭の室乙姫が信仰
- 明治九年:村社に列格
社伝に、天正九年(1581年)額田郡千万町より遷座する。旧天王社という。慶長十年(1605年)領主松平玄蕃頭の室乙姫君乳の病あり信仰する。同十四年九月二十一日の棟札に奉天照大神宮弟妃天王とある。領主清巳は刀剣、清倫は幟と次々に献進した。明治九年十一月五日、村社に列格した。大正五年十一月三日社務所を新設する。
「愛知県神社名鑑」より
御祭神
- 豊玉姫命
- 肆長津彦命
- 水分神
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?
歴史探訪
竹谷(西郡)松平氏の陣屋だった蒲形陣屋跡周辺を散策し、陣屋跡の他に、大手門跡にある十王堂、陣屋跡近くにある弘法堂を参拝してきました。
蒲形陣屋跡から北に700mほどの距離の所に、西郡松平氏として所縁のある神社が鎮座しています。
西郡五社にも社名を連ねている「乙姫神社」です。
西郡五社
八剱神社(蒲郡市三谷町) 西郡五社
蒲郡市三谷に鎮座する八劔神社の紹介です。御祭神は日本武尊。蒲郡市の無形文化財に指定されている山車が海の中を渡る「三谷祭」が有名。
八百富神社(蒲郡市竹島町) 西郡五社
三河湾に浮かぶ竹島を境内地する八百富神社の紹介です。琵琶湖に浮かぶ竹生島から勧請された市杵嶋姫命を御祭神としています。竹島全体が国の天然記念物にしていされています。
乙姫神社(蒲郡市水竹町) 西郡五社
神社紹介 神社情報 神社名乙姫神社鎮座地愛知県蒲郡市水竹町下島一二一番地(Googlemap)例大祭十月第日曜日 創 建天正九年(1581年)御祭神豊玉姫命肆長津彦命水分神 旧社格村社神名帳ー 境内社 境内社ー 文化財 国 宝ー国指定ー県指定ー市指定町指定村指定ー 参拝情報 御朱印ーURLー駐車場ー参拝日2018年10月29日 御由緒 天正九年(1581年)に額田郡千万町から当地に遷座したという。慶長十年(1605年)吉田藩主である松平玄蕃頭の室乙姫が信仰し、竹谷松平氏、西郡松平氏が崇敬したという。 松 ...
大宮神社(蒲郡市宮成町) 西郡五社
蒲郡市宮成町に鎮座する「大宮神社」の紹介。三河国司であった藤原俊成の娘「菊姫」が熊野権現を勧請し創建した神社と伝えられている。境内には菊姫の墓所もあります。西郡五社のひとつとされ西郡松平家の崇敬をあつめていた神社だと思われます。
八幡宮(蒲郡市五井町) ・五井城址
蒲郡市五井町に鎮座する八幡宮の紹介です。鎌倉幕府の三河守護代である「安達盛長」が「龍田山長泉寺」共に再建した神社であると伝えられ、室町時代になると神社の南側に「五井城」が築かれ、松平家庶家の五井松平家からの庇護を受けていた神社になります。
参拝記
乙姫神社は、蒲郡中央公園の東側に鎮座し、東西に走る国道247号線の新道から一本入った場所に鎮座しています。
ただ、境内入口から振り返ると・・・
国道を挟んで「FEEL」というスーパーマーケットが建っています。
社号標
少々こぶりな旧社格が彫られた社号標になります。
鳥居
扁額のない明神鳥居がお出迎え。
鳥居周辺は、蒲郡市が児童公園として整備している為、ある種公園の中にぽつんと鳥居と社号標が建っているようにも見えます。
公園を横切る感じで進んでいくと、その先に参道が続いています。
手水舎・水盤
非常に小ぶりでかわいい水盤です。柄杓を掛ける竹筒がおいてあるのですが、竹筒が非常に大きくみえますね。
社殿
切妻瓦葺平入の拝殿になります。
例祭などの祭の時には、前面の戸板をすべて取り外し開放的な拝殿になるんだと思われます。
参拝を終えて
江戸時代までは西郡松平氏の崇敬も厚かった神社ですね。
西郡五社に選ばれている所からも、この地域に住む方たちの崇敬を集めているんでしょうね。
次の目的地は?
西郡五社の一社であり、藤原俊成卿が琵琶湖より勧請したという竹島に鎮座する八百富神社を目指します。
境内地を地図で確認
神社名 | 乙姫神社 |
鎮座地 | 愛知県蒲郡市水竹町下島一二一番地(Googlemap) |
最寄駅 | 鉄道:JR東海・東海道本線「蒲郡駅」徒歩21分 バス:名鉄バス「水竹町西バス停」徒歩3分 |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。