岡崎市 矢作川神社巡り紀行

神明社(愛知県岡崎市合歓木町)

2017年10月3日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社情報

神社名:神明社
鎮座地:岡崎市合歓木町平子八十番地
御祭神:天照皇大神、罔像女神
旧社格:神饌幣帛料供進指定村社
創 建:不明
境内社:稲荷社、秋葉社
例大祭:十月第三土曜日
H P:ー

参拝日:2017年9月29日

御由緒

創建は明らかではないが、明治八年九月二十三日、村社に列格する。同四十一年十二月二十六日、社殿を改築した。同四十二年九月一日神饌幣帛料供進指定村社となる。大正五年一月十六日、当字鎮座無格社水神社を本社に合祀する。同年六月二十二日、社殿を改築した。

愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より

参拝記

神社周辺情報

神明社からほど近いところを東海道新幹線が矢作川の堤防をオーバーパスして矢作川を横断しています。数年前と異なって、現在は700系とN700系しか走っていないので、0系、100系、300系、500系、700系がと多種走っていた1999年とは新幹線を見る楽しみは減った気がしますね。

参道

境内入口正面より境内を望みます。
真新しいステンレス製の幟ポールが常設された幟立石が目立ちますね。

境内は石垣積みで1mほど高くなっているのが解りますね。

社号標

愛知県神社庁では神明社とされていますが、社号標には神明宮と彫られています。社名を変える事はそう珍しい事でもないみたいで、神明宮、八幡宮が神明社、八幡社に変わったり(逆のケースもあります。)しています。

社号標自体はすこし小ぶりな感じで、旧社格と旧住所、氏子戸数が彫られています。

鳥居

鳥居越しに社殿を望みます。
鳥居て前の階段下から社殿を望むと、木陰もあってなかなか幻想的な雰囲気を感じられるかと。

手水舎・水盤

コンクリート造り瓦葺の手水舎になります。

遙拝所

方向的には伊勢神宮を望む遙拝所になります。

狛犬

大正元年生まれの狛犬一対。
この時代の狛犬達が自分的には好きですね。
いかつくもなく、どちらかというとファニーな感じの狛犬が好きです。

社殿

社殿を望みます。
この神社の本殿は、瓦葺の三間社流造になっています。

拝殿は瓦葺、入母屋造り、妻入りになります。この辺りでは少数派の拝殿の作りになります。

平入と妻入りではかなり印象がかわりますね。

境内社

境内社の秋葉社

稲荷社になります。こちらは稲荷社独特の赤い鳥居があり、

狛犬ならぬ狛狐がお出迎え。
なかなか鋭い牙をお持ちです。

懸魚・鬼瓦

鰭付きの蕪懸魚になります。綺麗にまとまった感じのする懸魚ですね。

近隣の神社

地図で所在地を確認

”岡崎市合歓木町平子125-1”

矢作川神社巡り紀行

矢作川沿いに鎮座する神社を参拝、紹介をしております。興味がありましたら、順次更新しておりますので、のぞいてみてください。

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