常夜燈データ
種 別 | 秋葉山常夜燈 | 建立年月 | 建立年月不明 |
設置場所 | 西尾市吉良町吉田亥改地内 | ||
形 状 | 宮立型(宮前型) 基壇4段、土台石3段 | ||
竿部刻印 | 前面「徐夜燈」左面「秋葉山」 | ||
台石刻印 | なし | ||
火袋台石刻印 | なし |
種 別 | 金毘羅山常夜燈 | 建立年月 | 建立年月不明 |
竿部刻印 | 前面「大権現」 | ||
台石刻印 | 前面「組中安全」 | ||
火袋台石刻印 | 前面「金毘羅山」 |
常夜燈訪問記
ほかではなかなか見かけない、基壇を共有した常夜燈が双子のように並び立っています。
場所は、吉良吉田駅から北へ250m、国道247号線を渡った先の路地の片隅に立っています。その路地を挟んて反対側は、吉良町吉田の名刹「宝珠院」。豊臣秀吉、徳川家康にゆかりのある寺院です。
ちょっと、ごみを覆う網が興醒めな感じがヒシヒシしますが、しかたないですね。
元々この場所に常夜燈が設置されたのかは不明ですが、基壇の石垣は一度バラされてコンクリートを使用して組みなおさています。
秋葉山の常夜燈の方は火袋の開口が開いていなくて、献灯できないですね。
海運の安全を祈願する金毘羅山と火の守りとしての秋葉山、埋め立て干拓でできた新しい街でもありますので、街を守る祈りが込めれているんでしょうね。元々は、もっと海沿いに建っていたんだとは思いますが、いま常夜燈が立っている場所からでは、海は望めなくなっています。