秋葉山常夜燈

秋葉山常夜燈(西尾市市子町鎮座神明社境内内)

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

常夜燈データ

種  別 秋葉山常夜燈 建立年月 明治三十二年建立
平成二十七年改修
設置場所 西尾市市子町大宮西七十一番地
形  状 宮立型(宮前型) 基壇5段、土台石4段
竿部刻印 正面「常夜燈」右面「明治三十二年七月」
後面「平成二十七年十月改修」
台石刻印 正面「村中安全」
火袋台石刻印 正面「秋葉山」

訪問記

西尾市市子町に鎮座する神明社の境内、鳥居脇に据えられている常夜燈です。神明社の参拝記でも述べてますが、独特の雰囲気の境内入口だなって思ってます。

 


神明社(西尾市市子町)


常夜燈に鳥居が設けられています。こうなってくると常夜燈というよりまさに秋葉神社の様な扱いですね。鳥居の扁額も秋葉社になってます。

基壇からの高さを考えると、かなり大型の常夜燈に分類されると思います。

竿石から上部は平成27年の改修で新しいものと交換されています。
真新しい石材は気持ちがいいですね。

ただ、元の形をそのままトレースする形で交換しているせいなのか、電灯装置の設置の仕方に無理やり感がでています。

無線送電が実現するまではこんな感じの常夜燈がだんだん増えていくんでしょうね。

 

 

 

-秋葉山常夜燈