稲荷神社(岡崎市羽根西町)宇津忠茂創建

神社紹介

神社名稲荷神社
鎮座地愛知県岡崎市羽根町字西ノ郷四番地
御祭神豊受姫命、天照大御神、応神天皇、羽爾天神
旧社格神饌幣帛料供進指定村社
創 建大永四年(1524年)
神名帳
境内社御鍬社(祭神:伊薙大神)
天白社(祭神:瀬織津姫命)
弁天社(祭神:市杵嶋姫命)
砥鹿神社(祭神:大巳貴命)
護国神社(祭神:英霊)
例祭日十月第一日曜日
御朱印
H P

参拝日:2021年1月20日

御由緒

 安祥松平家当主「松平信忠」の排斥問題が松平家家中で起こり、信忠の隠居とその嫡子「松平清康」に家督継承が行われたのが大永三年(1523年)になります。岩津譜代とも安祥譜代とも呼ばれる松平家古参の家臣である「宇津忠茂」は碧海郡和田荘にある上和田城を居城とし、その周囲に一門が住み、大久保党とも呼ばれる強力な一門衆を形成していました。(宇津忠茂の子「宇津忠俊」の時に大久保姓に改姓しています。)

 その一門の屋敷は、上和田だけなく、周辺の宮地、法性寺、羽根にも広がっていたといいます。そして、大永四年(1524年)に宇津忠茂は上和田城の東に位置する場所「羽根」に稲荷神社を創建します。この稲荷神社を創建した羽根の地に忠茂の四男「大久保忠員」が屋敷を構え、守護神として崇敬していたのではないでしょうか。(大久保忠員、その子忠世が住んだ屋敷を羽根西城と呼ぶこともあるようです。)

 その後、織田信秀の安祥城攻めを防いだ功績でで羽根の地を与えれたのが「五井松平氏」松平忠次になります。忠次も非常に稲荷神社を崇敬していたようです。しかし、松平忠次は天文十六年(1547年)におきた岡崎耳取縄手の戦いで討死しています。

 旧岡崎市史を読むと、主祭神として羽爾天神ではなく菅原道真の名を見る事ができます。羽爾天神=菅原道真ということなのでしょうか?また、三河国神名帳の「従五位上 土師天神 坐 寶飯郡」は現在宝飯郡に無く羽爾天神と同一であり稲荷神社に合祀されたと書かれていますが、この辺りも疑問が残りますね・・・。

 大永四年(1524年)四月に碧海郡上和田の城主「宇津左衛門五郎忠茂」が創建した。大久保甚四郎忠員、その子七郎右衛門忠世相次いで尊崇し、天正十三年(1585年)社殿を造営する。その後延宝五年(1677年)正月、寛政六年(1794年)八月、安政四年(1857年)九月、社殿を造営の棟札を社蔵する。明治五年十月十二日、村社に列格し、同四十二年九月一日、共進指定を受けた。同四十二年二月十三日、字若松の神明社、八幡社合殿と字東ノ郷の天神社を本社に合祀した。大正十五年二月本殿を再建した。昭和五十五年五月、社務所を改築する。

愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」より

参拝記

 JR岡崎駅の西口から北西に伸びる市道を道沿いに進むと、交差点の辻に稲荷神社が鎮座しています。稲荷神社といえば、赤い鳥居だったり、狛犬の代わりに狐がいたりと独特な社殿形式を思い浮かべますが、ここ岡崎市羽根町に鎮座する稲荷神社にはそういった「稲荷神社といえば・・」といった感じの物はまったくありません。こういう表現が正しいのかはわかりませんが、街角の神社と全く変わりません。

境内入口

 石造りの瑞垣で囲まれた境内となっています。南入り南向きの社殿配置となっている神社で、社殿から真っ直ぐ伸びた先に石鳥居と社号標が据えられた境内入口があります。鳥居は扁額が掲げられた両部鳥居となっています。

社号標

 正面からは植木が邪魔して全く撮影できず、こんな窮屈な感じとなってしまった旧社格が彫られた社号標になります。

手水舎・水盤

 木造瓦葺四本柱タイプの手水舎になります。柱の転びがあまりなく、柱下部に貫が設けられていない耐震性が非常に低いであろう手水舎の造りになるので、鉄製の支え柱が設けられています。

狛犬

 大正十三年生まれの狛犬一対になります。大正後期生れということもあって、全体の姿は現代の狛犬に通じる感じがします。

社殿

 入母屋造瓦葺平入の拝殿を有する社殿になります。柱頭に組物が設けられていて拝殿の規模に対して屋根が大きくなっています。また、露天の祭場となっていて、本殿は流造になります。

境内社

 社殿向かって左手に鎮座する境内社になります。社殿側から砥鹿神社、護国神社、天白社、御鍬社となります。

 手水舎の横に鎮座している辨天社になります。辨天社の祠の周囲を池にするのはいつ頃から始まったんでしょうか。また、全国的にもこういった人工的に周囲を掘り起こして池にする辨天社の様式が多いのか色々見て回りたいですね。

地図で鎮座地を確認

神社名稲荷神社
鎮座地愛知県岡崎市羽根町字西ノ郷四番地
最寄駅JR東海 東海道本線「岡崎駅」徒歩5分

ご自宅にお札は祀られていますか?

実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である”天照大御神”とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
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南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。

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