名所旧跡など

木曽川桜(愛知県一宮市・江南市)

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

POINT

昭和二年に愛知県下新十名所投票戦において35位になった「木曽川桜」の紹介です。この年、国の名勝及び天然記念物に選ばれ名実ともに「名勝」となった場所になります。

名所情報

名所名木曽川桜
所在地愛知県一宮市から江南市

愛知県下新十名所

 「木曽川桜」は昭和二年に昭和二年に新愛知新聞社(現:中日新聞)が読書の方達からの投票によって愛知県の新しい十名所を決定しようという企画「愛知県下新十名所」において「6,684票」を集めて「第35位」になっています。

木曽川桜35位/57位6,684票

名所旧跡など

2022/11/25

御幸山公園(名古屋市天白区御幸山)

昭和初期、明治天皇・大正天皇が演習を統監され御野立所が設けられた事から「御幸山」と呼ばれるようになった音聞山の紹介です。愛知県下新十名所投票戦でも42位に入るなど古くから風光明媚な場所としてその名が知られている場所になります。

名所旧跡など

2022/9/1

野並相生山(名古屋市天白区野並)

名古屋市天白区に広がる相生山。現在は相生山緑地として保全が行われており、名古屋市として貴重な自然が広がる丘陵地域が広がる場所になります。相生山自体は明治から大正時代にかけて文化村として開発が行われ、愛知県下新十名所に選ばれています。

名所旧跡など

2022/7/3

木曽川桜(愛知県一宮市・江南市)

昭和二年に愛知県下新十名所投票戦において35位になった「木曽川桜」の紹介です。この年、国の名勝及び天然記念物に選ばれ名実ともに「名勝」となった場所になります。

一宮市

2022/7/22

真清田神社(愛知県一宮市真清田)延喜式内社

尾張国一之宮として非常にその名を知られている一宮市に鎮座している真清田神社の紹介です。延喜式内社であり旧社格は国幣中社に列格するなど愛知県下有数の歴史を誇っていますが、今では殆どその名を聞く事はありませんが、昭和二年に行われた「愛知県下新十名所」の選定の投票戦で第三位の票数を獲得して「愛知県下新十名所」の一つに選定された神社でもあります。

名所旧跡など

2022/7/22

豊山岡山公園(西春日井郡豊山町豊場)

現在は名古屋空港となっていますが、日本帝国陸軍がここに航空基地を建設する前は岡山という小山があり、この山が愛知県下新十名所選定の投票で2,985票を集めて41位となった豊山岡山公園になります。

名所沿革

 木曽川の治水の為に慶長十三年(1608年)に徳川家康は伊奈忠次を奉行として現在の犬山市から弥富市まで続く長大な堤防を築きます。翌年には完成したこの堤防を「御囲堤」とも呼ばれます。

御囲堤

 徳川家康が木曽川の治水と大坂城の豊臣秀頼の防御戦の一環として築かれたという木曽川左岸に築かれた長大な堤防になります。木曽川からの分流もすべて遮断してしまうなどかなり大規模な堤防だったようで、尾張国内の農業に大きな影響を与えた様で、堤防には農業用水の取水口が築かれたり、ため池が各地に造られる様になったんだとか。

 御三家の一つ尾張徳川藩の所領を水害から守るという側面もあったはずで、対岸となる美濃国側は幾度となく木曽川が氾濫していた様です。規模の小さい藩が多い美濃国の藩主達は、水害の度に尾張徳川藩に対して一言いいたい気持ちだったとは思いますが。

大体赤線で示したのが御囲堤になるかと思います。まさに濃尾平野を流れる木曽川を一切尾張国側に入れさせないぞと硬い決意で造られた堤防であることがこの図からも感じられます。

 江戸時代にはこの堤防に桜が植樹されていた様ですが、一宮市北方町から江南市草井町にかけての堤防部分には明治十八年(1885年)に1,800本ものエドヒガン、枝垂桜、ヤマザクラが植樹された。この区域は昭和二年(1927年)・・・まさに愛知県下新十名所の選定が行われたその年に「木曽川堤」として国の名勝・天然記念物に指定されています。

名所訪問

 木曽三川公園138タワーパーク近くに昭和二年に国の名勝及び天然記念物に指定された事を示す昭和三年に建立された石柱が堤防上に現在も建っています。まさにここが昭和二年に愛知県下新十名所を決める投票戦において35位、6684票を獲得した「木曽川桜」の場所になります。

 訪問したのは三月下旬なので桜が咲くには少し早かったのですが、それでもちらほらと咲き始めています。満開の時はすごいい光景なのでしょうね。

 この木曽川堤桜の特徴は、日本で桜と言えば「ソメイヨシノ」なのはまず異論はないかと思いますが、このソメイヨシノが植樹されていないという点になるかと思います。四分咲きくらいのこの桜も枝垂れ櫻。

 石碑の後に見切れていましたが、非常に特徴的なデザインの138タワーになります。一宮(いちのみや)=138という語呂合わせを高さにしたことである意味有名な展望台ですね。
 近隣では眺めを遮るものがないので非常に眺望がいい展望台になるかと思います。

所在地を地図で確認

名所名木曽川堤桜
所在地愛知県一宮市・江南市木曽川堤防
最寄駅名鉄バス「138タワーパーク」徒歩2分

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