大府市 尾州大府 知多半島全部盛り紀行

瑠璃山良徳寺 尾州大府 十五番札所

2020年11月6日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

 尾州大府十五番札所となっている「瑠璃山良徳寺」になります。現在では無住の寺院となっていて薬師堂が残るのみとなっています。こちら良徳寺は現在知多四国霊場八十八番札所となっている「瑞木山円通寺」によって管理されています。元々良徳寺は円通寺の末寺であったそうです。

寺院情報

寺院名瑠璃山良徳寺
所在地愛知県大府市共和町小仏七三
御本尊薬師如来
宗 派曹洞宗
創 建嘉永年間(1848-54年)
札 所尾州大府 十五番札所
御朱印〇(尾州大府霊場の御朱印)
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参拝日:2020年10月7日

沿革・由緒

 元円通寺の末寺であり、現在は小さな御堂が建つのみとなっており、円通寺が管理している様です。その為、尾州大府霊場の十五番札所の御朱印は円通寺にて頂く事になります。

 嘉永年間(1848-54年)に山口徳左衛門の娘ひさ(徳応妙久大姉)が臨終に際し、私財および家宅を投じて創庵したもので、薬師堂を称していたが、三世良貫尼は伽藍を再興した。昭和三十五年、宗教法人良徳寺と改称した。良貫尼の「良」と開基となるひさの戒名である徳応妙久大姉の「徳」をもって寺号を良徳寺とした。

大府町史より

参拝記

 県道23号線から知多四国霊場八十八番札所である「瑞木山円通寺/紹介記事」に向かう路地を進んでいき、円通寺の境内から南側の一段低くなっている場所に今回参拝する「良徳寺」があります。現在は薬師堂のみが残っているのですが、元々本堂が建っていた場所かな?と思われる広い更地が薬師堂前に広がっています。良徳寺へは、円通寺の境内に駐車して、徒歩にて向かうのが一番だと思います。円通寺前を通過して良徳寺に車で向かう事も可能かと思いますが、結局円通寺にて朱印を頂く方が多いかと思いますので、わざわざ良徳寺まで車で向かう必要性は少ないかなって思います。

薬師堂

 現在、良徳寺の伽藍はこの薬師堂のみとなっています。その前に建つ石柱門も含めて近年再建されたようです。

 中央には本尊の薬師如来、その両脇には脇侍である日光菩薩と月光菩薩が奉安されています。

 尾州大府霊場の朱印の見本が掲げられていました。そういえば、知多四国霊場の朱印を頂くときに・・・良徳寺の朱印がどうのと書かれていた様な・・・気がします。

御朱印

 すぐ上でも書いていますが、尾州大府霊場の朱印をすぐ隣にある「瑞木山円通寺」にて頂くことができます。

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所在地を地図で確認

寺院名瑠璃山良徳寺
所在地愛知県大府市共和町小仏七三
最寄駅大府市循環バス西コース 「小仏」バス停徒歩3分

寺院・霊場巡りの際のバイブルに

元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある"村の鎮守の神様"と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな"知多四国霊場"を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。

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