名古屋西区

浅間神社(名古屋市西区那古野一丁目)

2024年8月20日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

ONE POINT

名古屋市西区那古野一丁目の四間道と呼ばれる堀川に沿って南北に走る街道沿いに鎮座している浅間神社の紹介です。創建年月は不詳ながら、江戸時代になり現在の場所に遷座して以降、四間道を見守っている神社になります。

神社情報

神社名浅間神社
鎮座地名古屋市西区那古野一丁目二十九番地三号(Googlemap
例大祭十月一日、二日
創 建不詳
御祭神小花開耶媛命
旧社格神饌幣帛料供進指定村社
神名帳

境内社

境内社富士光稲荷社(御祭神:宇迦之御魂之大神)
恵比寿社(御祭神:恵比須神)
天満宮社(御祭神:菅原道真)
秋葉社(御祭神:加具土命)
津島社(御祭神:建早須佐之男命)

文化財

国 宝
国指定
県指定
市指定
町指定
村指定

参拝情報

御朱印
URL
駐車場
参拝日2022/4/27

御由緒

創建年月は不詳。
元々は沢井村河原に鎮座していたが正保四年(1647年)に現在の地に遷座したと伝えらているが、大正四年発刊の名古屋市史には、春日井郡沢井村(現在の清須市)に鎮座する尾張國内神名帳に記載されている従三位川原天神であったと記している。境内社として、稲荷天神両社合殿、津島社、夷子社、秋葉社、須佐之男社があったという。

創建は明かではない。『尾張志』に”大船町の西にあり、もとは広井村のうちなる河原といふ地に在りしを正保四年(1647年)ここに移せり”と、又”遷宮正保四年、元禄十四年(1701年)享保二年(1717年)”と記るす。その後は宝暦八年(1758年)五月、天明三年(1783年)三月、文化十二年(1815年)七月、天保十年(1839年)十一月、明治三年八月、社殿を修造する。明治五年十月、村社に列格し、明治十年十月二十六日、指定社となる

愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」

御祭神

  • 木花開耶媛命

御朱印帳の保管に

 数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。

 ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?

参拝記

前回参拝した「金刀比羅社/紹介記事」を後にして円頓寺商店街を東に進み、四間道と呼ばれる南北に走っている街道を南に進んでいくと今回紹介する「浅間神社」の境内が見えてきます。この四間道は昔からの街並みが残っていて街並保護地区に指定されていて名古屋市の散策ルートとして整備されています。

境内入口

 都会の中の緑のオアシス的な存在となっている浅間神社の境内入口になります。注連縄柱、石灯籠、石造神明鳥居、由緒板、旧社格が彫られた社号標が据えられています。鳥居直ぐ右側に建っている二階建ての建物は社務所になっています。

 戦前は浅間神社ではなく浅間社という社名だったようです。社号標前に設けられている鉄製の手すりのような瑞垣が非常に特徴的ですね。

 特徴的な瑞垣は社殿を囲む石造の瑞垣がある場所まで続いています。

参道

 一の鳥居を潜ると真っ直ぐ石畳の参道のすぐ近くまで社務所を始めとする建造物が迫っている都会的神社様式となっている境内となっています。

手水舎

 境内の広さに対してかなり大きめな瓦葺木造四本柱タイプの手水舎になります。

狛犬

 生年月は不明ですが、全体的な造形から昭和初期生まれと思われる子乗り玉乗りの狛犬一対です。

社殿

 二の鳥居の奥に瑞垣で囲まれた一段高くなった境内に建つ切妻造銅板葺き平入の拝殿を有する社殿になります。拝殿は開放型に近い格子状の戸で囲まれた造りとなっています。

 瑞垣の外がになりますが、尾張地方でよく見かける蝋燭台もしっかりと据えられていました。

境内社

 社殿左右に境内社が鎮座しています。特に稲荷社は朱塗りの立ち並んだ鳥居が目を引きます。


遊び予約/レジャーチケット購入サイト「asoview!(アソビュー)」


鎮座地を神社で確認

神社名浅間神社
鎮座地名古屋市西区那古野一丁目二十九番地三号(Googlemap
最寄駅電車:名古屋市営地下鉄「国際センター駅」徒歩5分
バス:

ご自宅にお札は祀られていますか?

実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、

南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。

2022年4月27日遠征紹介

今回は愛知新十名所ではなく名古屋十名所を巡っていく予定で名古屋市を南部から進んでいきます。今回の遠征で名古屋十名所は名古屋城・熱田神宮以外は巡った事になるのですが・・・名古屋城と熱田神宮は有名すぎて当サイトで紹介するまでもない気がするのは自分だけかな?

今回の遠征も中々の件数を巡る事が出来ました。やっぱりバイクの機動力は偉大だなと改めて実感します。

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