街角の祠、常夜燈

八幡宮石灯篭(蒲郡市五井町)

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

常夜燈データ

種  別 神前石灯篭 建立年月 大正十三年十月
設置場所 愛知県蒲郡市五井町東郷地内
形  状 宮立型(宮前型) 基壇四段、土台石四段
竿部刻印 正面「献灯」、右面「対象十三年十月」
台石刻印 東郷中
火袋台石刻印

設置場所地図

五井町に鎮座する八幡宮の東側に300mほど進んだ所に目を引く様式の石灯篭が据えられていました。

訪問記

一瞬、秋葉常夜燈かな?と思ってバイクを止めてみてみたんですが、どうやら徐夜燈ではなく、神前灯篭の感じです。

竿石には「献灯」台石正面には「東郷中」と彫られていて、氏子区域である「東郷中」が奉納した石灯篭であることがわかりますね。

灯籠と灯篭に自然石が据えられていました。
石灯篭がこういった変わった様式で建っている所は少ないのではないか?と思うんですが・・・。まあそれ以前に、神社から離れた場所に灯篭が据えられている所も少ないんじゃないのかな~。

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