一宮市

無量寺(愛知県一宮市今伊勢町)尾張国四郡大師五十八番札所

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

ONE POINT

 倭姫命に纏わる「元伊勢伝承」の中でこの地に滞在した時の屋敷があったと伝えられる場所に鎮座している臨済宗の無量寺の紹介です。

寺院紹介

寺院概要

寺院名無量寺
所在地一宮市今伊勢町本神戸字北無量寺十四番地
創 建不詳
宗 派臨済宗妙心寺派
御本尊

霊 場

霊 場尾張国四郡大師 五十八番札所
前札所霊 場次札所
地蔵堂尾張四郡大師庚申寺

文化財

国 宝
国指定
県指定
市指定
町指定
村指定
木造阿弥陀如来坐像

参拝情報

御朱印不明
URL
駐車場〇(公民館駐車場使用)
参拝日2022年3月23日

御由緒

 創建、由緒は不詳。

(後日図書館に一宮市または今伊勢町誌を閲覧しにいきますので、この時何らかの資料があれば紹介いたします。)

神戸と無量寺

 酒見神社の記事の中で、今伊勢町周辺は「神戸」と呼ばれていたと紹介していますが、この神戸とは「神田を耕し,雑役を務め,租・調・庸を所属する神社に納めた人々」を指し、伊勢神宮の神領であった場所を意味しています。倭姫命が天照大御神の御神体である八咫鏡を安置することができる場所を求めて巡幸している途中、この地を訪れ、宮山に御神体を安置し、現在無量寺の境内周辺にあったとされる御殿に滞在したと伝承されています。伊勢神宮創建後に所縁のあるこの地域が伊勢神宮の神領となり「神戸」と呼ばれるようになったと言われても納得してしまいますね。

御朱印帳の保管に

 数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。

 ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?

参拝記

 名古屋鉄道「今伊勢駅」から東に進んだ場所に無量寺はあります。この周囲を北無量寺、南無量寺、無量寺東とその寺名に因んだであろう地名が広がっている事から、往時はかなり繁栄した寺院なのかなと思わせます。
 駐車場は、無量寺の山門脇に建つ公民館の駐車場を利用する事になるかと思います。

山門

 袖壁とそこに潜り戸が設けられた薬医門の山門になります。その門前に「臨済宗無量寺」と彫られた寺号標が据えられています。

本堂

 宝形造瓦葺の向拝が設けられた本堂になります。

 一宮市の指定文化財となっている「木造阿弥陀如来坐像」もこちらに奉安されていると思われます。

参拝を終えて

 山門脇に据えらえていた二基の石像・・・中国っぽい服装の石像なんですが、何像っていうんですかね・・・。

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やはり、旅先の情報はネット検索もいいですが、るるぶなどの旅行ガイド雑誌が一番ではないかなと思います。ネット情報はどうしてもディープになりがちで、いざ旅行に行こうと思っても、俯瞰的な情報が不足しがちな気がします。 やっぱり、"るるぶ"を見ながら、旅の予定表を作っていくのも、旅行の醍醐味ですよね。

所在地を地図で確認

寺院名無量寺
所在地 一宮市今伊勢町本神戸字北無量寺十四番地
最寄駅鉄道:名古屋鉄道名古屋本線「今伊勢駅」徒歩3分
バス:

寺院・霊場巡りの際のバイブルに

 元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある"村の鎮守の神様"と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな"知多四国霊場"を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。

少しでも巡礼の時にお役に立てる事もあるかと思います。是非一度読んでみてくださいませ。

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