ONE POINT
春日井市神領町の鎮座する三明神社の紹介です。伝承では天平七年(735年)の創建とされる古社になります。江戸時代には熱田・八幡・白山を奉斎する三明神として奉斎されていたようです。
神社情報
神社名 | 三明神社 |
鎮座地 | 春日井市神領町屋敷田一〇三二(Googlemap) |
例大祭 |
創 建 | 伝:天平七年(735年)八月 |
御祭神 | 伊邪那美 日本武尊 応仁天王 高龗神 |
旧社格 | 神饌幣帛料供進指定村社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | 高倉社(御祭神:仲哀天皇) 大神社(御祭神:天照大御神) 津島社(御祭神:須佐之男命) 御嶽社(御祭神:大穴持命・少彦名命) 山神社(御祭神:大山祇命) |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | ー |
駐車場 | 〇 |
参拝日 | 2022年4月10日 |
御由緒
社伝によると、奈良時代の天平七年(735年)八月の創建と伝えられる古社になります。しかし、社伝が失われてしまっている為、詳細は不詳です。
江戸時代に記された張州府志・尾張志などによると、神領村に鎮座し、熱田・八幡・白山を御祭神とする三明神として鎮座していたようです。
大正十年には、同じ神領村に鎮座していた天文九年(1540年)創建である貴船社を合祀しています。
- 天平七年八月 創建
- 明治四十年十月 神饌幣帛料供進指定社となる。
- 大正二年十一月 貴船社合祀
天平七年八月創建したる舊社なるが、後度々造営したり、されど社傳明かならず、其細を知り難し。
愛知県発刊「東春日井郡誌」
大正二年三月十二日、許可を得て同年十一月一日同所字屋敷田千百五十一番鎮座し無格社貴船社の祭神「高龗神」を合祀せり。
御祭神
- 伊邪那岐
- 日本武尊
- 応仁天王
- 高龗神
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?
参拝記
三明神社は庄内川の右岸に鎮座しています。境内の北西側を東名高速道路が通っているそんな場所になります。この辺りは古墳群となっているようで、神社の境内にも三明神社古墳と呼ばれている古墳があった様ですが、現在では墳墓は削られており痕跡は残っていないようですが、発掘調査によって石室を始めとし、埋葬物が見つかっている様です。
境内入口

神領町公民館の裏側に南入りとなっている三明神社の境内入口があります。境内入口には扁額のある明神鳥居がすえられています。境内のすぐ東側は庄内川の堤防となっています。
狛犬

生年月は調べ忘れてしまいましたが狛犬一対が社殿前に鎮座しています。全体の造形から昭和期の生まれだと思われます。
社殿

切妻造妻入の開放型拝殿を有する尾張造となっている社殿になります。

拝殿の先には、石組の基壇上に祭文殿と本殿が鎮座しています。ここ三明神社の社殿は尾張造の社殿構成が非常にわかりやすいのではないかと思います。
境内社


社殿の脇に境内社が鎮座していますが、社名が分からないので詳細は不明です。由緒の所でも書いていますが、東春日井郡誌では、高倉社(御祭神:仲哀天皇)、大神社(御祭神:天照大御神)、津島社(御祭神:須佐之男命)、御嶽社(御祭神:大穴持命・少彦名命)、山神社(御祭神:大山祇命)の五社であるとしている事から、どこ社が当たるかは不明ですが、たぶんいずれかの神社になるのだろうと思います。
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鎮座地を神社で確認
神社名 | 三明神社 |
鎮座地 | 春日井市神領町屋敷田一〇三二(Googlemap) |
最寄駅 | 電車:JR東海・中央線「神領駅」徒歩十五分 バス: |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。