ONE POINT
瀬戸市と春日井市との市境となっている庄内川に架けられた「鹿乗橋」の紹介です。愛知県下新十名所の投票において22位にランクインしており往時はかなり注目を集めていた観光地に架けられたランドマーク的な橋だった様です。
施設概要
名 称 | 鹿乗橋 |
所在地 | 愛知県瀬戸市鹿乗町/春日井市高蔵寺町(Googlemap) |
今回紹介する「鹿乗橋」はほぼ名古屋市野外周を流れている事で知られている?庄内川に架けられた橋になります。明治43年、メラン工法によって架設されたスチールアーチ橋と呼ばれる橋になるそうです。まったくその方面に疎い自分にとっては、「そうなんだ」としか言えないのですが、調べていると明治時代に架けられたスチールアーチ橋は全国で”11”しかない様で、さらに現存しているとなるとかなり貴重な橋になるようです。
で、この橋に訪れたのは昭和二年に新愛知新聞社による「愛知県下新十名所」の投票において第22位にランクインしていたからなんですが、どうやら昭和中期頃までこの鹿乗橋が架けられている周辺は風光明媚な場所として名古屋周辺では観光地として知られていた場所になるようです。現在でも鹿乗橋から眼下を流れる庄内川の眺望は中々迫力があり、現在の様な交通事情が発達する前は、少し郊外のこうした眺望を楽しめる場所はちょっとした観光地になっていたんでしょうね。まあ、はがきによる投票で76286票も支持を集めているのですから、かなりな人気スポットだったことが窺い知る事ができます。
愛知県下新十名所
「鹿乗橋」は昭和二年に昭和二年に新愛知新聞社(現:中日新聞)が読書の方達からの投票によって愛知県の新しい十名所を決定しようという企画「愛知県下新十名所」において「76,287票」を集めて「第22位」になっています。
22位/57位 | 76,287票 |
鹿乗橋(愛知県瀬戸市/春日井市)愛知県下新十名所
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訪問記
名古屋市守山区の志段味地区を走る県道15号線を東に進むと、新乗谷橋南交差点で国道153号線と合流してそのままさらに東に向かっていきます。名古屋市守山区と瀬戸市の市境を超えると国道153号線は鹿乗町交差点で鋭角に右に曲がっていきますが、そのまま直進していくと今回訪れた「鹿乗橋」にたどり着けます。ただ、鹿乗橋自体は対岸である春日井市側からのみ進入できる一方通行の橋となっているので、名古屋市・瀬戸市側から進むと行き止まりとなるので注意が必要です。ただ・・・自分が橋を見ていた時に思いっきり逆走している車やバイクがちょこちょこいたので、もう少し一方通行であることを分りやすく表示する必要があるのかなとも思いました。
写真奥側が瀬戸市側になります。車同士は橋上では対向できる余地がない事から一方通行としている感じですね。
この橋だけを見ていると正直なぜ愛知県下十名所にあれだけの投票を集めたのか不思議なんですが・・・。
鹿乗橋からは名古屋市を流れる庄内川の雰囲気とはかなり異なった中々迫力のある風景を楽しむことができます。
鹿乗橋の少し下流側にはかなり真新しい愛知環状鉄道の橋を見る事が出来ます。その奥に見え隠れしているトラス橋は水道管または用水用の橋だと思います。
昭和中期ごろまでは気軽な観光地としてかなり名前が知られていたそうなのですが、現在ではそういった雰囲気は感じられませんね。もう少し時間をかけて周辺を散策すると当時の遺構なんかがあるのかもしれませんが・・・。
春日井市側には「鹿乗橋」バス停がありました。もしこの橋を見に行く場合、バスで向かうのもいいかもしれませんね。
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鎮座地を神社で確認
神社名 | 鹿乗橋 |
鎮座地 | 愛知県瀬戸市鹿乗町/春日井市高蔵寺町(Googlemap) |
最寄駅 | 電車:JR東海:中央本線「高蔵寺駅」徒歩17分 バス:名鉄バス:「鹿乗橋バス停」徒歩1分 |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。