ONE POINT
豊山町青山にある曹洞宗の霊鶴山千松寺の紹介です。西春北部二十一大師の二十一番札所(結願寺)となっています。
寺院紹介
寺院概要
寺院名 | 霊鶴山千松寺 |
所在地 | 愛知県西春日井郡豊山町青山居屋敷一七五六番地 |
創 建 | 天文十四年(1545年) |
宗 派 | 曹洞宗 |
御本尊 | 南無薬師瑠璃光如来 |
霊 場
霊 場 | 西春北部二十一大師 二十一番札所 |
前札所 | 霊 場 | 次札所 |
---|---|---|
天地庵 | 西春北部二十一大師 | ー |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 | ー |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | https://sensyouji.localinfo.jp/ |
駐車場 | 〇 |
参拝日 | 2022年3月2日 |
御由緒
天文十四年(1545年)に寂道和尚により開創。当初は泉松寺と称していたが、文化五年(1808年)に千松寺と改称した。
明和二年(1765年)に道樹和尚が七堂伽藍を整備し法地開山をする。(千松寺HPには明和七年(1770年)とあり。)
千松寺(曹洞宗)豊山村大字青山字居屋敷千七百五十六番地にあり。霊鶴山と号す。當山は昔の所謂泉松寺にして文化五年今の文字に改めたり。天文十四年三月の創建に係り僧寂道を開基とす。以来二百余年平院なりしが僧道樹の入るに及び法地を開き寺格を進め七堂伽藍を造営して彩華絢爛の美を極めたり。是実に明和二年八月なりき。後殆ど廃頽に帰したりを文化五年第七代義仙に至りてこれを再興せり。之を中興とす。天保三年七月十二日火災に罹りて殿堂一時に鳥有に帰せり。第八代貫道の時、天保十年伽藍の工事成り綃古の観ありしも時勢の鑾遷と共に禅堂倉庫隠寮等廃絶せり。明治十八年第十六代祖田大いに財政を整理せしより寺運盛んとなれり。本尊薬師如来を安置し、境内三百五十一坪、本堂及び庫裏あり。
愛知県西春日井郡誌
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?
参拝記
国道41号線の「青山江川交差点」を東に100mほど進むと右手奥に千松寺本堂の大屋根が見えてくるかと思います。この大屋根を目指してグルって南側に廻ってもらうと千松寺の境内入口があります。
境内入口
千松寺の境内入口には、寺号標が据えられており、山門との間に三十三観音像の石仏が一列に並んでいます。観音像と反対側は車で参拝される方様に拡幅されたようです。
寺号標の前には「弘法大師二十一番札所」と刻まれた石柱がありました。霊場名は書かれていませんが、札所番から西春北部二十一大師になるかと思います。
山門へと延びる参道沿いに一列に安置された三十三観音像になります。
山門
袖壁が設けられた薬医門の山門になります。この山門は寛政七年(1795年)に建立され、平成に改修されたようです。
水盤
露天の水盤の裏側に給水口が二口設けられています。中々特徴的な手水所?です。
本堂
寄棟造瓦葺平入の向拝が設けられた本堂になります。千松寺のHPでは天保十年(1839年)に建立されたと2006-07年に改修されたとしています。濡れ縁がコンクリート造りになっているなど、かなり大掛かりな改修工事だったようです。
福富稲荷
千松寺の鎮守社になるかと思いますが、石造りの社が特徴的な稲荷社になります。その脇には「くぐり鳥居」が設けられています。くぐり鳥居の部分には御影石が埋められているのはやさしさですかね。
参拝を終えて
豊山町の指定文化財となっている(た?)楠になります。立ち枯れしてしまったのかな?生きれいればこんな状態になると根元から新芽がでてくるかと思いますが。
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所在地を地図で確認
寺院名 | 霊鶴山千松寺 |
所在地 | 愛知県西春日井郡豊山町青山居屋敷一七五六番地(googlemap) |
最寄駅 | 鉄道: バス:とよやまタウンバス「八剱神社バス停」徒歩4分 |
寺院・霊場巡りの際のバイブルに
元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある"村の鎮守の神様"と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな"知多四国霊場"を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。
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