神社情報
神社名 | 神明社 |
鎮座地 | 名古屋市中名古屋市中川区山王三丁目十二番四号(Googlemap) |
例大祭 | 十月第一日曜日 |
創 建 | 不詳 |
御祭神 | 天照大御神 久久能知神 鳥之石楠船神 豊受大神 |
旧社格 | 村社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | 齋宮社(御祭神:須勢理比売) 須佐之男社(御祭神:建早須佐之男命) 加具土社(御祭神:加具土命) |
文化財
国 宝 | |
国指定 | |
県指定 | |
市指定 町指定 村指定 |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | http://www.tsuyuhashi.net/ |
駐車場 | ー |
参拝日 | 2022/4/27 |
御由緒
愛知県神社名鑑では創建は不詳となっていますが、境内に掲示されてた由緒を見てみると、慶長三年(1598年)、熱田神宮祢宜大原甚九太夫に依頼し、旧小栗街道の田園の中に浄地を卜し勧請したとしています。この由緒で疑問に感じるのは、熱田神宮の祢宜である大原甚九太夫という人物が創建に係っているのに、熱田神宮の御祭神を勧請したわけではなく、天照大御神を勧請している点です。天照大御神は言わずと知れた伊勢神宮の内宮の御祭神になります。豊臣秀吉が亡くなった慶長三年(1598年)の頃の神社の相関関係や人々の信仰について当然400年以上後世に生きる自分にわかる訳ないのですが、熱田神宮の祢宜が伊勢神宮の内宮である天照大御神を勧請する事があるのだろうか?と疑問を感じるのですが当時の関係などは実際どうだったのでしょうね。
現存している棟札には御祭神は、久久能知神、鳥之石楠船神、豊受大神の三柱であると書かれている物があるそうで、現在ではこの三柱を本社社殿守護神としています。
創建は明らかではない。「尾張志」に”神明社、サグジノ社、二社共に露橋むらにあり”と旧露橋町全域の氏神として崇敬あつく、明治五年七月、村社に列格する。
愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」
御祭神
- 天照大御神
- 久久能知神
- 鳥之石楠船神
- 豊受大神
参拝記
前回消化した「西古渡神社/紹介記事」からJR線と名鉄線をアンダーパスして少し北上すると住宅地の中に今回紹介する神明社が鎮座しています。鎮座している辺りは露橋と呼ばれている事もあり「露橋神明社」とも呼ばれている神社になります。
境内入口
旧社格が彫られた社号標、石造神明鳥居、狛犬一対が据えられた境内入口になります。神社周辺は住宅地なのですが、境内は木々が生い茂っておりまさに鎮守の森といった感じです。
狛犬
昭和期生れと思われる子乗り玉乗りの狛犬一対になります。
手水舎
木造瓦葺で各柱に転びが付けられている手水舎になります。
社殿
鳥居から真っ直ぐ参道が伸びて、この参道を進んでいくと森の中に鎮座する社殿といった感じです。
拝殿は近年造営工事が行われたようで、神明造風の屋根が特徴的な平入の拝殿となっています。
拝殿の後方には、神門が設けられた瑞垣で囲まれた本殿が鎮座しています。この辺りの社殿配置を見ていると、元々の拝殿は今まで紹介してきた港区・中川区の神社同様に妻入りの開放型拝殿だったのではないかと思うのですが。
境内社
社殿向かって右側に設けらえた鳥居の先に、境内社である西宮社と須佐之男社・加具土社合殿が鎮座しています。
特に西宮社は齋宮社とも呼ばれており、尾張志に書かれている「サグジノ社」であるとしています。
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鎮座地を神社で確認
神社名 | 神明社 |
鎮座地 | 名古屋市中名古屋市中川区山王三丁目十二番四号(Googlemap) |
最寄駅 | 電車:名古屋鉄道・名古屋本線「山王駅」徒歩2分 バス: |