岡崎市

神明社(愛知県岡崎市竜泉寺町)

2017年9月24日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社情報

神社名:神明社
鎮座地:岡崎市竜泉寺町字西柄栗九番地
御祭神:天照大御神、猿田彦命
旧社格:神饌幣帛料供進指定村社
創 建:不明
境内社:-
例大祭:十月十六日

参拝日:2017年1月5日

御由緒

創建は明らかでない。安政二年(1855)八月、万延元年(1860)四月に本殿を改修する。明治五年十月十二日村社に列し、同二十一年一月二十一日拝殿を再建した。同四十年十月二十六日、神饌幣帛料供進指定を受ける。大正元年九月二日、字長拝の社口社を合祀する。昭和三年十月社務所を新築し渡殿、神饌所を造営した。

愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より

参拝記

県道326号線沿いに鎮座するのがこの神明社になります。大型トラックが通る為か、道路の拡幅工事が行わた為、参道入口周辺も様変わりしています。

ほんの数年前までは、車同士がすれ違うのが大変な細い県道だったんですけどねえ。今や、歩道も整備された立派な道路になっています。

県道から参道を望みます。
この辺りは濃尾平野の東端になり、徐々に山が現れてくる場所になります。
山の北側に鎮座している為、ここの神社は北入りの配置になっています。

社号標

旧社格がはっきりと見える社号標です。
その奥に写っている木製の街灯柱がいい味をだしてますね。

鳥居

参道を進み、鳥居越しに境内を望みます。
鳥居脇には狛犬が鎮座し、その奥に慰霊碑が置かれています。

狛犬

明治四十年生まれの狛犬一対。昭和生まれにはないシンプルな造形がいい味を出しています。

慰霊碑

手水舎・水盤

境内に入ると、すぐ左手に水盤が置かれています。

手水舎がなく、なんとなくさみしい感じになりますね。

社殿

境内入口から社殿を望みます。

曇り空の為、日中でのなんとなく薄暗く感じます。

社殿を望みます。
瓦葺、入母屋造り、平入、というこの辺りのスタンダードな造りなんですが、4間幅ありそうな感じなので、安定感のある佇まいになっています。

社殿全体を望みます。
拝殿から出ているのは社務所に通じる渡廊下部分になります。
こちらからでは本殿部分が見えないので、反対に回ってみます。

瑞垣に囲まれた本殿になります。
拝殿ー幣殿ー渡殿ー覆殿という社殿配置なるかと思います。
覆殿から飛びている場所は神饌所じゃないかなと思うのですが・・・。

懸魚・鬼瓦

鰭付きの猪目懸魚になります。軒丸瓦には三つ葉葵・・徳川氏に所縁があるのでしょうか。

鳥居の上には

参拝を終え、参道に向かっていくと・・・。

鳥居の上に石が乗っているという光景はよく見ますが・・・
自分も小さい頃は、"鳥居に石を投げて乗ったらいい事がある"なんていう事を聞いた記憶がありまし、実際に投げた事も。皆様は聞いた事、投げた事ありますか?

地図で所在地を確認

”岡崎市竜泉寺町字西柄栗九番地”

 

-岡崎市
-