神社情報
神社名:神明社
鎮座地:岡崎市竜泉寺町字西柄栗九番地
御祭神:天照大御神、猿田彦命
旧社格:神饌幣帛料供進指定村社
創 建:不明
境内社:-
例大祭:十月十六日
参拝日:2017年1月5日
御由緒
創建は明らかでない。安政二年(1855)八月、万延元年(1860)四月に本殿を改修する。明治五年十月十二日村社に列し、同二十一年一月二十一日拝殿を再建した。同四十年十月二十六日、神饌幣帛料供進指定を受ける。大正元年九月二日、字長拝の社口社を合祀する。昭和三年十月社務所を新築し渡殿、神饌所を造営した。
愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より
参拝記
県道326号線沿いに鎮座するのがこの神明社になります。大型トラックが通る為か、道路の拡幅工事が行わた為、参道入口周辺も様変わりしています。
ほんの数年前までは、車同士がすれ違うのが大変な細い県道だったんですけどねえ。今や、歩道も整備された立派な道路になっています。
県道から参道を望みます。
この辺りは濃尾平野の東端になり、徐々に山が現れてくる場所になります。
山の北側に鎮座している為、ここの神社は北入りの配置になっています。
社号標
旧社格がはっきりと見える社号標です。
その奥に写っている木製の街灯柱がいい味をだしてますね。
鳥居
参道を進み、鳥居越しに境内を望みます。
鳥居脇には狛犬が鎮座し、その奥に慰霊碑が置かれています。
狛犬
明治四十年生まれの狛犬一対。昭和生まれにはないシンプルな造形がいい味を出しています。
慰霊碑
手水舎・水盤
境内に入ると、すぐ左手に水盤が置かれています。
手水舎がなく、なんとなくさみしい感じになりますね。
社殿
境内入口から社殿を望みます。
曇り空の為、日中でのなんとなく薄暗く感じます。
社殿を望みます。
瓦葺、入母屋造り、平入、というこの辺りのスタンダードな造りなんですが、4間幅ありそうな感じなので、安定感のある佇まいになっています。
社殿全体を望みます。
拝殿から出ているのは社務所に通じる渡廊下部分になります。
こちらからでは本殿部分が見えないので、反対に回ってみます。
瑞垣に囲まれた本殿になります。
拝殿ー幣殿ー渡殿ー覆殿という社殿配置なるかと思います。
覆殿から飛びている場所は神饌所じゃないかなと思うのですが・・・。
懸魚・鬼瓦
鰭付きの猪目懸魚になります。軒丸瓦には三つ葉葵・・徳川氏に所縁があるのでしょうか。
鳥居の上には
参拝を終え、参道に向かっていくと・・・。
鳥居の上に石が乗っているという光景はよく見ますが・・・
自分も小さい頃は、"鳥居に石を投げて乗ったらいい事がある"なんていう事を聞いた記憶がありまし、実際に投げた事も。皆様は聞いた事、投げた事ありますか?
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