神社情報
神社名 | 熱田社 |
鎮座地 | 愛知県名古屋市熱田区二番一丁目十一番十五号(Googlemap) |
例大祭 | 十月十日 |
創 建 | 明治五年(1872年) |
御祭神 | 日本武尊 |
旧社格 | 村社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | 天王社 秋葉社 日本龍神 |
文化財
国 宝 | |
国指定 | |
県指定 | |
市指定 町指定 村指定 |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | ー |
駐車場 | ー |
参拝日 | 2022年4月27日 |
御由緒
熱田社が明治時代に創建される前までは神仏習合の三十番神堂がこの地の氏神として祀られていたようです。しかし、明治政府による神仏判然令によって神仏習合であった三十番神堂は破却され、この地に日本武尊を御祭神とする熱田社が創建されました。この熱田社が創建されたのが明治元年という情報と神社名鑑の様に明治五年とする情報が錯綜しています。
神仏判然令が発令されて直ぐに三十番神堂が破却され、跡地に熱田社が勧請されたのか、明治五年の旧社格制度が導入されるにあたってこの地の氏神として熱田社が勧請されたのか・・・地元の人にとって今まで崇敬してきた三十番神堂が無くなり、新たな氏神を迎えるにあたって色々議論を重ねた結果が熱田社の勧請という事になったんでしょうね。
明治制度改めにより三十番神堂の仏式を排除して、その跡地に明治五年八月、本社を創建し、村社に列格する。二番町の一丁目から七丁目までの住民の氏神として深く崇敬する。
愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」
御祭神
- 日本武尊
参拝記
前回紹介した四番町に鎮座する「神明社/紹介記事」から住宅地を北に抜けると国道1号線に突き当たります。その国道1号線沿いに鎮座しているのが熱田社になります。
熱田社の境内前を東西に国道1号線がはしっています。国道1号線と言えば元々は江戸と京都・大阪を結ぶ東海道に沿って敷設された国道で大動脈的な道路な訳ですが、愛知県では国道23号線がバイパスとして国道1号線の南側をほぼ並行してはしっている事もあって、国道なんですが、地元の主要道路って感じがしますね。
境内入口
熱田社の境内入口には社号標、石灯籠二対、木造神明鳥居、幟立石に加え国旗掲揚ポールが据えられています。
鳥居
木造神明鳥居と紹介しましたが、よく見ると笠木部分は銅板製なのか木製部分に銅板を巻いたものなのかは自分には判断できませんが、木と銅板のハイブリッド構造となっています。
手水舎
支柱のある木造銅板葺き二本柱タイプの手水舎になります。水盤には葉っぱやゴミなどが入らない様に木造の蓋が設けられていますね。
狛犬
たぶん昭和生まれと思われる子乗り玉乗りの狛犬一対になります。
社殿
入母屋造瓦葺妻入の開放型拝殿を有する社殿になります。拝殿と本殿のみという簡易的な尾張造の社殿配置なんですが、拝殿はかなり大型な造りになっているかなって思います。
境内社
基壇上に向かって左側に天王社、右側に秋葉社が鎮座しています。基壇上に設けられた柵が少し物々しい感じがします。
もう一つの境内社である日本龍神には社号標?と鳥居が据えられています。
熱田社で感じた雰囲気とは大きく異なった独特な雰囲気を感じる社になります。
熱田新田西国観音堂
熱田社の東隣には熱田新田三十三観音の二番三番の観音堂の石碑が建てられています。熱田新田は三十三の区割が設けられその数から西国三十三観音の写し観音をそれぞれの区割で安置し、新田の安寧を祈願していたといいます。現在では熱田新田だった場所よりさらに海沿いだった場所も干拓されておりかなり内陸になってしまっていますが、当時としてはかなり巨大な公共工事でありかなり多くな人々がこの事業に携わっていたはずなのでこうした人々の心の拠り所を作っていくのも藩主の役割だったのでしょうね。
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鎮座地を神社で確認
神社名 | 熱田社 |
鎮座地 | 愛知県名古屋市熱田区二番一丁目十一番十五号(Googlemap) |
最寄駅 | 電車:名古屋市営地下鉄「六番町駅」徒歩8分 バス:名古屋市営バス「二番町バス停」徒歩1分 |