矢作川神社巡り紀行 西尾市

神明社(西尾市一色町惣五郎)

2017年12月10日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社情報

神社名:神明社
鎮座地:西尾市一色町惣五郎西浦五十六番地
御祭神:天照大御神
旧社格:村社
創 建:明暦年間(1655-57年)
境内社:詳細不明境内社一社
例大祭:十月十七日
御朱印:-
H P:-

参拝日:2017年12月2日

御由緒

明暦年中(1655-7年)鈴木宗五郎海面を埋立て新田を造り、鎮守の神として伊勢皇大神宮を祀り、地名を宗五郎という。明治五年十月十二日村社に列格した。

愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より 

参拝記

国道247号線野田交差点から南に300mほど入ったところに神明社が鎮座しています。

社殿は南向きに鎮座しているのですが、南側に参道が無い為、北側から回り込む形で参道が整備されています。

境内入口

境内は石垣で盛土されていますが、玉垣がないので非常に開放的な雰囲気があります。
かなり奥まったところに鳥居が鎮座している感じですね。

社号標

旧社格が彫られた社号標になります。亀裂のぐらいから破断した社号標を修理した感じです。

鳥居

柱のころびがほぼなく垂直に近い感じで建っている神明鳥居がお出迎え。

手水舎・水盤

社号標手前に設置された水盤になります。
この位置に水盤が置かれている神社は少ないと思われるんですが・・・。

狛犬

昭和十三年生まれの狛犬一対。表面の風化が年数の割に進んでいる感じです。

蝋燭台

拝殿前に設置された蝋燭台。
これが設置されている神社はこの辺りではあまり見かけないですね。

社殿

入母屋造、瓦葺、平入、の拝殿になります。
板戸で閉じられているので中をうかがい知る事が出来ません。

ここの本殿は流造になっているそうです。

コンクリート造の流造の本殿に遷宮しているみたいです。

境内社

社殿向かって右側に鎮座する詳細不明の境内社になります。

懸魚・鬼瓦

鰭付き蕪懸魚になります。六葉が非常に独特なデザインになっています。

参拝を終えて

こじんまりとまとまった感じのする神社だと思います。

他の神社ではまだ見かけたことがないのですが・・・

本来灯を入れるはずの穴が開いてなくまさに石柱のままの灯篭になります。

近隣の神社

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地図で所在地を確認

”西尾市一色町惣五郎西浦五十六番地”

矢作川神社巡り紀行

矢作川沿いに鎮座する神社を参拝、紹介をしております。興味がありましたら、順次更新しておりますので、のぞいてみてください。

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