ONE POINT
現在は諏訪山に鎮座する諏訪社の飛地境内社となっている曽根に鎮座する旧孫社の神明社の紹介です。由緒は不詳ですが、元伊勢伝承が伝わっているんだとか。
神社情報
神社名 | 神明社 |
鎮座地 | 愛知県名古屋市緑区曽根二丁目二一一番地(Googlemap) |
例大祭 | 不詳 |
創 建 | 不詳 |
御祭神 | 天照大御神 |
旧社格 | 村社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | ー |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 | ー |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | ー |
駐車場 | ー |
参拝日 | 2022年4月6日 |
御由緒
愛知県名古屋市緑区鳴海町諏訪山一五九番地に鎮座する「諏訪社」の昭和二十七年九月二十日に合祀されてから飛地境内社として現在も元の境内地に鎮座しています。
愛知郡誌にも「村社 神明社 鎮座地 鳴海町字神明 祭神 天照大御神」と記されていますが、創建時期や由緒については記載されていない為、不詳となっています。
また、真偽は不明ながら、倭姫命が天照大御神の鎮まる場所を探して全国を巡っている時、その御神体である八咫鏡を一時的に祀った場所を「元伊勢」といい、この神明社が鎮座する場所が「元伊勢」であると称しています。
元伊勢伝承地
第十代崇神天皇の皇女豊鋤入姫命と第十一代垂仁天皇の第四皇女である倭姫命によってそれまで皇居内に祀られていた天照大御神を理想の場所に祭る為の境内地を求めておよそ九十年の月日をかけて各地を巡り最終的に伊勢国五十鈴川宮に鎮まるまでの間に一時的に御神体である八咫鏡が祀られたと伝承されている場所の事をいう。
近江国から美濃国を経由して尾張国に入国した倭姫命は「中島宮」において八咫鏡を一時的に祀ったとし、その後伊勢国の桑名野代宮に向かっています。この事から木曾三川沿いを南下して向かったと思われます。
元伊勢伝承地を追っていくと、鳴海の地は倭姫命の経路からはかなり離れている感じがします。ただ、ヤマトタケルの東征のルートを追っていくと、多度から尾張国の鳴海に近い火上山近くに船で渡っていると考えられる事から、倭姫命が逆に尾張から多度または桑名に船で渡ってもおかしくはないのかな?と思うのですが、ただ美濃国から鳴海までの経路を考えると少し外れているかな~っていうのが正直な感想ですね。
御祭神
- 天照大御神
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?
参拝記
今回参拝する神明社の境内は旧東海道となる県道222号線沿いにあります。駐車場は参拝した限りでは見当たらなかったのっで、車で参拝する際には駐車する場所に気を付ける必要があります。
境内入口
神明社の境内入口には合祀後に据えられたと思われる社号標があるだけですので、見落とすと思いっきり通り過ぎてしまうので気を付ける必要があるかと思います。境内は東海道より一段高くなった場所に設けられており石段の参道が社殿に向かって伸びています。
由緒などは設置されていませんが、石段の途中に「元伊勢伝承の神社」を示す看板が設置されています。
鳥居
石段を登っていくとその先に石灯籠一対と石造神明鳥居が据えられています。その先にさらに石段が設けられており登った先に社殿が鎮座しています。
手水舎
木造トタン板葺二本柱タイプに各柱に支え柱が設けられている手水舎になります。
社殿
神明社の社殿は一見すると妻入りの拝殿の奥に本殿または鞘堂が設けられいてる造りの様にみえますが、拝殿と本殿を覆う鞘堂は一体型となっていて、元々は鞘堂は設けられていなかった所に改修工事で拝殿と一体型になる様に鞘堂を増築したんだろうと思われます。
鎮座地を神社で確認
神社名 | 神明社 |
鎮座地 | 愛知県名古屋市緑区曽根二丁目二一一番地(Googlemap) |
最寄駅 | 電車:名古屋鉄道 名古屋本線「左京山駅」徒歩5分 バス: |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。