西尾市

若宮八幡社(西尾市吉良町寺嶋)

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社情報

神社名:若宮八幡社
鎮座地:西尾市吉良町寺嶋御手洗十三番地
御祭神:大雀命
旧社格:無格社
創 建:寛永十二年(1635)
境内社:
例大祭:十月第三日曜日
御朱印:-
H P:ー

参拝日:2018年5月22日

御由緒

延宝年間(1643-80年)長年洪水に苦しんだ瀬戸山と岡山の間に城主吉良義央、一夜の中に大堤を造り以南の八千石良田となる。今に小金堤と言い継ぐ。寛永十二年(1635年)太田資宗領主となり鎮守の御社を建てた。明治五年十月据置公許、同三十九年十二月八日現在の社地に遷座した。

愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より

参拝記

県道42号線「寺嶋」交差点から南に200mほど進んだ所に鎮座しているのが今回紹介する若宮八幡社になります。境内には寺嶋公民館が建っています。

この若宮八幡社から100m南に行くと、以前紹介している富永氏菩提寺である大通院が鎮座しています。


大通院(富永氏の菩提寺)


 

境内入口

こちらが、境内入口になります。

県道に面している為か、かなり開放的な雰囲気のする入口になっています。

色々バイパスができてはいますが、今でも岡崎から吉良町に抜ける主要道路になっているので、交通量は多い道路ですね。

社号標

平成八年に社殿建て替えを含む造営工事が行われた様で、石造物も一新されています。

この社号標も平成八年に建立されたものです。

鳥居

平成八年に建立された明神鳥居になります。

手水舎・水盤

四本柱タイプの木造瓦葺の手水舎になります。耐震性を高めるために、柱の下部に貫が付けられていますね。

狛犬

平成八年生まれの狛犬一対。平成の狛犬は何となくデフォルメチックな感じもしますね。

社殿

切妻造瓦葺、平入木造の拝殿になります。

比較的小ぶりな社殿になります。

基壇の上に拝殿が建てられている為、本来ならバリアフリー仕様にできるはずなのですが、石段が4~5段設けられてしまい、バリアフリー対応になりきれていない社殿ですね。

造営工事の際、本殿も作り直れた様です。

 

懸魚・鬼瓦

鰭付きの蕪懸魚になります。比較的なだらかな屋根勾配なのがわかりますね。

参拝を終えて

比較的こじんまりとした集落の鎮守の神様といった雰囲気です。寺嶋地区の集落センター(公民館?)が隣接している為か、境内は駐車場としても使用されている様です。

近隣の神社


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地図で所在地を確認

”西尾市吉良町寺嶋御手洗13”

矢作川神社巡り紀行

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