高声山 今済寺(西尾市一色町一色上屋敷) 三河海岸大師 四十六番札所

寺院情報

寺院名 高声山 今済寺
所在地 愛知県西尾市一色町一色上屋敷百六十番地
御本尊 不明
宗 派 浄土宗鎮西派
創 建 永禄十年(1567年)
札 所 三河海岸大師 四十六番札所
御朱印
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参拝日:2018年7月10日

今済寺 ホームページのご紹介


浄土宗 今済寺
愛知県西尾市一色町にある浄土宗のお寺です。

沿革・由緒

永禄十年(1567年)の春、今済坊という人が住んでいる庵室へ京都谷から崇誉上人、「地蔵尊」を負い奉りきて、当寺の開山としたので今済寺と名づけた。
八世黄空玄門和尚の時、本堂再建、後明治十二年(1879年)二十世名誉本栄和尚の時ふたたび再建され現在にいたる。

一色町誌」より

三河海岸大師霊場を行く

黄色は三河海岸大師、茶色は(旧)三河新四国、赤色は東条吉良観音の札所を示しています。


一色の赤羽地区に建つ「玉宝山 西福寺」を後にして、旧道らしき裏道を抜けて、一色地区に移動します。旧道を進んでいくと、県道12号線「豊田一色線」にぶつかります。この県道沿いがどうやら一色の中心街に当たる様です。どこの商店街でも起きている問題がここ一色にも発生しているようで、シャッターが下りてしまっている店舗が多いようです。
旧道と県道との交差点から北(県道沿い)に70mほど進むと、名鉄東武バスの「一色中町バス停」があり、このバス停がある場所がちょうど今回紹介する「高声山 今済寺」の裏手側になります。

境内へは案内看板が出ていますので、それに従って進んでいただくと、本堂裏側から境内に進むことができます。ただ、裏側から進むのは気が引けるとお思いの場合は、県道とぶつかった交差点を直進し、最初の交差点を左折(北側に進む)して頂くと今済寺の正面側に出ることができます。

参拝記

こちらが今済寺の正面側になります。この今済寺の正面を横切る道は一方通行になっているので、正面側に車で向かわれる場合は道路標識を確認して進んでください。

現在では、県道側の今済寺の裏手側にも参拝者用の駐車場が用意されていますので、大きな車での参拝の際は県道沿いの駐車場に駐車した方が安全かもしれませんね。

参道入口

今済寺へ向かう参道入口になります。
参道脇には宝形造の地蔵堂が建ち、山号・寺号が彫られた石柱門と三河海岸大師四十六番札所の札所案内石柱が据えられています。

三河海岸大師札所案内石柱

「三河海岸八十八ヶ所弘法大師四十六番札所」と彫られた札所案内石柱です。
こういった札所案内の石柱は札所に選定された寺院が独自に作る物なんでしょうねえ・・・。現代で霊場を作るとこういった石柱も統一デザインにしそうな気がしますね。

石柱門

山号、寺号が彫られた石柱門になります。寺号の「声」という字が旧字体の「聲」で彫られていますね。旧字体を勉強しないと何と書いてあるのかさっぱり分からない時も出てきたりするので、まさかこの年になって漢字の勉強をするとはおもってもみなかったですねえ・・・。

三十三観音堂

参道脇に据えられた、西国観音霊場の写し観音堂です。西尾市の海沿いを参拝していくと、こういった観音堂に遭遇する確率がかなり高いですね。西尾市の海沿いは弘法大師信仰だけでなく西国観音信仰も非常に盛んなようですね。こういった基盤があったから、西条吉良観音、東条吉良観音、さらに吉良西国観音と観音霊場だけでも自分が触れただけで三霊場も開創されているんでしょうね。

山門

潜り戸の設けられた袖壁のある薬医門になります。知多町誌に載っている今済寺の山門の写真を見ると、山門向かって左側にも袖壁が設けられていた様です。さらに言えば、その左側には住居が建っていて、上記写真の様に山門左側が開けた感じではないですね。

手水舎・水盤

銅葺木造二本柱タイプの手水舎に山号が彫られた水盤が据えらえています。
ここの手水舎で気になったのが、本堂に対し向きが垂直に水盤が据えられてるところでしょうか。参道に対し水盤を水平に据えて、手水舎屋根の妻側が本堂に向くように設けるのが多くの寺院、神社で手水舎の配置様式となっています。
手水舎の基礎部分を見ると最近工事がされたようにみえるので、工事の際に向きをかえたのかもしれませんね。

本堂

寄棟造瓦葺妻入りの本堂になります。本堂前面側は向拝というより庇が前面全幅に設けられています。
それより目立つのが、「今(いま)済(すくわれる)寺(てら)」と書かれた・・・社号標?ですね。なかなか、こんな形で寺号を掲げる寺院はほかには無いのでは。

焔魔堂

本堂と正対するように建っている焔魔堂になります。
なかには、十王が安置されています。この焔魔堂と十王堂はまったく同じだと理解していいんですかね?

秋葉社

こちらの秋葉社、寺院なので秋葉三尺坊を祀っていると思いきや、秋葉神社が鎮座していました。まあ、この辺りは明治政府によって無理やり分けられただけで、現在ではその境界線はかなり曖昧になってきているなあって思います。

御朱印

参拝を終えて

平成二十五年に現在の住職二十四世大島隆獅住職が入山されたそうで、自分の周りの寺院を見てると世襲の寺院が多く、新しい住職さんが赴任?してくる寺院になじみがなく、住職が世襲ではない寺院も多くあるのは知っているのですが、改めてこういった点に触れるのが新鮮な感じがします。

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やはり、旅先の情報はネット検索もいいですが、るるぶなどの旅行ガイド雑誌が一番ではないかなと思います。ネット情報はどうしてもディープになりがちで、いざ旅行に行こうと思っても、俯瞰的な情報が不足しがちな気がします。
やっぱり、”るるぶ”を見ながら、旅の予定表を作っていくのも、旅行の醍醐味ですよね。

所在地を地図で確認

寺院名 高声山 今済寺
所在地 愛知県西尾市一色町一色上屋敷百六十番地
最寄駅 名古屋鉄道 西尾線「福地駅」
名鉄東武バス「一色中町バス停」すぐ

寺院・霊場巡りの際のバイブルに

元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある”村の鎮守の神様”と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな”知多四国霊場”を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。

仏像とお寺の解剖図鑑
仏像とお寺の解剖図鑑

少しでも巡礼の時にお役に立てる事もあるかと思います。是非一度読んでみてくださいませ。

次の目的地は?

三河海岸大師四十六番札所「高声山 今済寺」を後にし、県道12号線「豊田一色線」に戻り、そのまま県道を南下し、四十五番札所「大宝山 崇用寺」を目指します。

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