寺院情報
寺院名 | 古井薬師堂 |
所在地 | 愛知県安城市古井町井ノ池地内 |
御本尊 | 薬師如来像 |
宗 派 | ー |
創 建 | ー |
札 所 | ー |
御朱印 | ー |
H P | ー |
参拝日:2020年6月8日
沿革・由緒
桜井の印内薬師堂、川島の薬師堂と共に三薬師堂と呼ばれる事もある古井町にある薬師堂になります。ここ古井の薬師堂の詳細は不明で、何時ごろからどういった経緯でここに薬師如来が据えられているのか不明です。
歴史探訪
安城市古井町は「碧海郡安城町大字古井」と市制移行以前は呼ばれていた場所になります。合併する以前は行政区が安城町と桜井町と分かれていましたが、地図などを見ている限り、元々は桜井も古井も共に栄えてきたような場所ではないでしょうか。
古井町にも桜井古墳群の一端が存在し、この辺りからも同じ勢力圏だったことを窺う事ができます。
参拝記
県道286号線沿いのJAあいち中央古井支店とは県道を挟んで反対側に立っている御堂が今回紹介する「古井薬師堂」になります。薬師堂の北側の丘の上に立っている建物は「愛染明王堂」になり、実はこの丘みたいに見える場所は「愛染古墳」であり、愛染明王堂は古墳の墳丘上に建っている事になります。
宝形造の屋根を持つ薬師堂になります。県道286号線の方にむいた御堂です。
薬師如来と書かれた扁額が掲げられていました。こちらの古井薬師堂の薬師如来像も通常は厨子の中にて奉安されているようです。もしかしたら、縁日の日には御開帳されているのかもしれませんね。
路地を挟んで北側にある愛染古墳の墳丘上に建つ愛染明王堂になります。こちらは切妻造の御堂になります。
安城市の資料によると「濃尾地震(明治二十四年)の際、墳頂部にあった堂が全壊したため、墳丘を4mほど掘り再建した。その際に大刀、刀剣類が出土したが、それは現本堂下に埋納したと伝わる。」とされています。
愛染明王と彫られた石碑になります。
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所在地を地図で確認
寺院名 | 古井薬師堂 |
所在地 | 愛知県安城市古井町井ノ池地内 |
最寄駅 | あんくるバス2号桜井線「古井町内会バス停」徒歩1分 |
寺院・霊場巡りの際のバイブルに
元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある"村の鎮守の神様"と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな"知多四国霊場"を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。
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