秋葉山常夜燈

秋葉山常夜燈(西尾市吉良町寺嶋) 大通院境内前

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

常夜燈データ

種  別 秋葉山常夜燈 建立年月 文化十二乙亥年
設置場所 愛知県西尾市吉良町寺嶋御手洗38番地1
形  状 立型(宮前型) 基壇-段型、土台石四段
竿部刻印 正面「常夜燈」左面「村中安全」
右面「文化十二乙亥年十一月吉日」
台石刻印
火袋台石刻印 正面「秋葉山」

訪問記

東条吉良氏の宿老だった富永氏の菩提寺である大通院前に据えられた常夜燈になります。


大通院(富永氏の菩提寺)


常夜燈の周囲をブロック塀にはなりますが瑞垣の様に取り囲んでいて、独特の雰囲気を醸し出しています。

 

火袋石部分に電飾設備が付けられています。なかなか他には見ない蛍光灯装備ですね。

常夜燈後方には札入れの祠とその間に石仏が据えられていますね。

秋葉山なので秋葉大権現かな?とも思ったのですが、違う気がしますねえ。

元々の幡豆郡横須賀町に据えられている常夜燈には今回紹介したような塀で囲まれた常夜燈が多いような気がします。また順次紹介をしてきますね。

 

 

-秋葉山常夜燈