ONE POINT
岡崎市中村町に鎮座する菅原道真公を御祭神とする天神社の紹介です。詳細が不詳な為、詳しい歴史は不明なのですが、明治時代には天神社の境内地には占部村役場と小学校が置かれ、その後この地に天神社が遷座したようです。
神社情報
神社名 | 天神社 |
鎮座地 | 愛知県岡崎市中村町字八幡十一番地五・十二番二(Googlemap) |
例大祭 | 十一月三日(現在は十月第三土曜日か?) |
創 建 | 不詳 |
御祭神 | 菅原道真 応神天皇 |
旧社格 | 無格社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | ー |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 | ー |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | ー |
駐車場 | ○(境内入口前に駐車) |
参拝日 | 2014年7月27日 |
御由緒
- 創建由緒は不詳
- 明治五年、政府より据置公許となる。
- 大正五年、現在の境内地に遷座、同時に境内社を本殿に合祀
創建は明らかではないが、明治五年十月、据置公許となる。大正五年十月一日、大字天神三十一番の社地より現在の境内に御遷地名から考え古い社である。又同時に境内神社の八幡社を本社に合祀した。
愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」
御祭神
- 菅原道真
- 応神天皇
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?
参拝記
天神社は(旧)県道43号線岡崎碧南線沿いに鎮座しています。
参拝当時はまだ県道扱いだったのですが、平成26年に東名高速岡崎インターから衣浦トンネルへ抜けていく都市計画道路の衣浦岡崎線の福岡町~中島町の間の未開通だった部分が開通し、全面供用が始まりました。その際この新規開通部分が県道43号線のバイパスとして開通し、現在では県道から市道に変更されています。
境内入口
手水舎・水盤
コンクリート造瓦葺四本柱タイプの手水舎となります。各柱につけられた転びがかなりつけられています。
祓所
四方に石柱が建てられ柱間を注連縄ではなくチェーンで囲んでいる祓所になります。
祓所には神社によって色々な様式があるのですが、ここ中村町の天神社の祓所には瑞垣で囲むように一本の榊が植えられています。この榊は「神籬」とも呼ばれています。
ひ」は霊,「もろぎ」は籬 (まがき) で神を守る意とされる。神霊が憑依している山,森,老木などの周囲に常磐木を植え,玉垣を結んで,神座としたもの。のちには,室内,庭上に常磐木を立てたものをいった。普通の形式は,荒むしろを敷き,その上に,8脚の案 (つくえ) を置き,さらに枠を組んでその中央にさかきの枝を立て,木綿 (ゆう) と垂 (しで) とを取付ける。
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
狛犬
昭和二年生まれの狛犬一対になります。
コメントで「岡崎くん」と狛犬マニア界では呼ばれているんだとか。まあ・・・狛犬の一大産地である岡崎に住んでいる身としては、「狛犬=岡崎くん」なわけですが。全国的にもこの「岡崎くん」が狛犬界を席巻しているようですね。
社殿
入母屋造瓦葺平入のコンクリート造りの拝殿を有する社殿になります。
幣殿、本殿は木造なんですが構造的には一体型となった社殿で、拝殿が基壇上に設けられていますが、低床型となっているのが特徴でしょうか。
占部村役場、占部小学校跡地碑
占部村とは・・・
明治22年、 上三ツ木村、国正村、中村、下三ツ木村、正名村、野畑村、下和田村、坂左右村、定国村が合併して発足しました。
それ以前、明治11年に正名村と二軒屋村が合併して正名村となっています。
明治22年に合併した九村と二軒屋村は今でも岡崎市の町名して残っています。
中村は中町ではなく中村町として・・・そうまさにこの天神社が鎮座している町名です。
占部村の地域を色付けしてみました。
鎮座地を神社で確認
神社名 | 天神社 |
鎮座地 | 愛知県岡崎市中村町字八幡十一番地五・十二番二 (Googlemap) |
最寄駅 | 電車: バス: |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。