神社名:稲荷社
鎮座地:愛知県岡崎市国正町稲荷五番地
社格:村社
三河国内神明帳:天神百十五所 正五位下 國玉天神 坐 碧海郡
祭神:宇迦御魂神
創建:貞観年中(859年-76年)
参拝日:2014/7/27
県道43号線の旧道とバイパスに挟まれる様に鎮座するのがこの稲荷社になります。
占部平麻呂朝臣がこの地に顕國霊命を奉斎し国宝天神と称したのが始まりとされています。
その後、文政十一年(1828年)に宇迦御魂神を祭り稲荷社に改称したそうです。
境内脇に今も鎮座する国宝天神の社号標
境内入口から社殿を望みます。
赤い両部鳥居が印象的ですね。
この両部鳥居はこの辺りではあまりない形です。
厳島神社や気比神社の鳥居としてテレビなどを通して一度は見たことある形式ですね。
手水舎になります。
社殿といい、手水舎といい、造営工事の際、桃色を配色していますね。
昭和48年、造営工事により、鉄筋コンクリート造になっています。
一時、コンクリート造の社殿が多数作られていましたが、最近また木造が増えてきている感じがします。この辺りの造営の変遷も見ていきたいですね。
社殿脇に積まれている古い瓦・・・何かに使用するのでしょうか・・・。
最後に、拝殿に設けられている懸魚を紹介。
本殿に設けられていた懸魚よりこちらのが特徴的な造りになっていたので、こちらの懸魚をご覧頂きながらお別れです。