豊明市

神明社(豊明市栄町)

2018年11月5日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社情報

神社名神明社
鎮座地愛知県豊明市栄町大脇五番地(Googlemap
例大祭十月第二日曜日
創 建不詳
御祭神天照大御神
豊宇気比売神
大山祇命(神社名鑑では大国魂命)
旧社格村社
神名帳

境内社

境内社津島社
秋葉社
御嶽社
大霊社
富士浅間神社
熱田神社
伊勢神宮
山の神神社

文化財

国 宝
国指定
県指定大脇の梯子獅子
市指定
町指定
村指定

大脇の梯子獅子とは?

 愛知県無形民俗文化財に指定されており、「四百有余年前から伝わる五穀豊穣を祈る神事になり、現在では毎年十月第二日曜日の例祭において奉納演技を行っている。」という。

「大脇梯子獅子」の保存会の方のHPは「こちら」から

大脇の梯子獅子:梯子獅子保存会https://www.youtube.com/embed/oiNzef1Ep4w

参拝情報

御朱印
URL
駐車場
参拝日2018年4月25日

御由緒

  • 健治元年(1275年)大脇一族がこの地に移住し、守護神として創建する。
    • 知多半島には「大脇」の地名が点在しているが、大脇氏と何らかの関係があるのかは不明。
  • 明治五年:村社に列格。

 社伝に健治元年(1275年)大脇太郎の一族、智多群阿久比より移住。新田を開発、守護神として氏神を創祀すると。明治五年七月村社に列格する。同二十二年十月一日市町村制の改定により知多郡より豊明村に移る。昭和六十三年九月愛知県神社庁、神社等級九等級に昇級。

愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」

御祭神

  • 天照大御神
  • 豊受姫命
  • 大山祇命(神社名鑑では大国魂命)

御朱印帳の保管に

 数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。

 ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?

知多四国霊場を行く

前回から始めました、「知多四国霊場を行く」、一番札所である「清涼山曹源寺/紹介記事」を参拝後、納経所にて納経帳を手に入れ、いよいよ四国霊場巡礼が始まります。

「曹源寺」を後にして、二番札所である「法蔵山極楽寺/紹介記事」に向かう途中に、「神明社」が鎮座していたので、知多新四国霊場巡礼の間の交通安全を祈願しに参拝してこうと思い立ち寄っていきます。

知多四国霊場を巡るツアーなど

 最寄駅から歩いて巡礼するのが辛い方は、名古屋駅発着のバスツアーがお勧めです。これまた、人気の知多四国霊場という事もあり、多数の旅行会社から知多四国霊場巡礼バスツアーが企画されていたります。こんな中、当サイトではクラブツーリズムの巡礼ツアーをお勧めします。

≪国内旅行≫リピーター続出!クラブツーリズムの大好評ツアーはこちら

※中部東海版を選択して頂き、キーワード検索で"知多四国"で検索すると、知多四国巡礼バスツアーが出てきます。

 実際自分が巡礼している時にこのクラブツーリズムの巡礼ツアーに遭遇しまして、こっそり添乗員として説明されていた先達さんの説明を聞いていた事があります。巡礼自体はせわしないのは否定できませんが、先達さんの札所などの説明が聞けるのは貴重な経験ではないかなと思います。

参拝記

 追分の様な交差点の辻にたつ石灯籠が非常に目立っています。
 国道23号線から曹源寺に向かう為に通る道路沿いに鎮座しているのが神明社になります。

参道入口

少々変わった感じの境内入口になります。

少々引いた感じで境内入口を見て頂きます。
鳥居からまっすぐ道路にでる訳ではなく、少し参道を曲げた感じになっていますね。

参道を進み、境内入口から社殿を望みます。
境内内に参道はないのですが、鳥居から社殿が一直線に建っているのを見ていると、無意識ながらまっすぐ社殿に向かって歩いてしまいますね。

社号標

旧社格が彫られている社号標です。

鳥居

木製の神明鳥居になります。
石鳥居に見慣れすぎているので、木製の鳥居は新鮮な感じですね。

手水舎・水盤

最近建て替えられた銅葺木造の四本柱タイプの手水舎になります。

自分の中でここの手水舎は好感度上位に入ってくるスタイルですね。

給水口は梯子獅子をモチーフにしているであろう獅子の形になっています。
この形はオンリーワンな感じがしますね。

この手水舎には蛙が一匹住んでいますよ。

狛犬

昭和三年生まれの子乗り、玉乗りの狛犬一対です。

社殿

千木、鰹木が設けられた青銅葺き切妻の拝殿になります。
ここの神明社の拝殿、幣殿は周囲の窓が透明ガラスで木製格子が填められているタイプになっていて、非常に明るく、ガラス越しに本殿を眺めることができます。

扁額は設けられていないのですが、外灯に神明社と書かれていますね。
社殿にこういったタイプの社名板は珍しいですね。

また、社殿の前には、変わった石柱が据えられています。

旧社格制度が廃止され、戦後は神社本庁傘下の神社には等級が付与されています。
基本、等級はあまり公表されることはないかとおもうのですが、ここ神明社は9等級に昇格した石碑を作ったようです。
等級制度がどういったものなのかいまいち解りませんので、等級が上がると良いことがあるのか・・・はたまた・・・責任が大きくなって大変になるのか・・・でもまあ、石碑を作るくらいなので何かいいことがあるんでしょう・・?

境内社

社殿向かって右側には、境内社が八社鎮座しています。

津島社、秋葉社、御嶽社、大霊社、富士浅間神社、熱田神社、伊勢神宮、山の神神社が鎮座しています。

又、本殿の向かって右側に尾張総社、向かって左に御鍬社が鎮座します。

神明社と同じ境内に鎮座しているのですが、社殿から離れて、道路に面するように鎮座しているのが稲荷社になります。こういう神社は、境内社でいいのか、境外社になるのか・・・どうなんでしょうね。

参拝を終えて

梯子獅子の事を知らずに参拝をしている為、すごく広い境内だなあ~って思っていたのですが、梯子獅子の動画などを見ているとこれくらい広い境内が必要だな。って痛感しちゃいますね。

境内社が鎮座している場所の脇に大脇の梯子獅子の由来が彫られた石碑が建てられています。

豊明市の観光協会のページがありましたのでリンクを張っておきますね。

https://welcome-toyoake.jp/event/history/post_68.html

地図で鎮座地を確認

神社名 神明社
鎮座地愛知県豊明市栄町大脇五番地(Googlemap
最寄駅電車:名古屋鉄道・名古屋本線「前後駅」徒歩14分
バス:大府市コミュニティーバス「星城高校東バス停」徒歩13分

ご自宅にお札は祀られていますか?

実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、

南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。

神社誌作成プロジェクト

次の目的地は

いよいよ、二番札所である大府市北崎町にある”法蔵山 極楽寺”を目指します。
大脇の神明社からは約3kmの行程になりますが、道中は、旧道になる為、道路幅が狭く、運転には注意が必要です。

二番札所
法蔵山極楽寺(大府市北崎町) 知多新四国 二番札所

知多四国霊場二番札所となっている大府市北崎町に鎮座する浄土宗の寺院。元和六年(1620年)に善導寺の教導所として創建されたと伝わる。

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