秋葉山常夜燈

秋葉山常夜燈(西尾市一色町対米)

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

常夜燈データ

種  別  秋葉山常夜燈 建立年月 天保三年二月建立
明治三十五年修復
設置場所  西尾市一色町対米蒲池 地内
形  状   宮立型(宮前型) 基壇3段、土台石3段
竿部刻印  前面「常夜燈」裏面「天保三年二月吉日」右面「明治三十五年」
台石刻印  前面「村中安全」
火袋台石刻印  前面「秋葉山」

常夜燈訪問記

対米地区二件目の常夜燈訪問になります。
前回紹介した常夜燈から西に300mほど行ったところの住宅地の三差路の角に設置されています。

常夜燈を巡る様になって、本当にバイク持っててよかったなと実感できます。車だったら駐車できる場所さがすのに右往左往する所ですからねえ。

こんな感じの場所に設置されています。

常夜燈前にはお地蔵様が鎮座している祠があります。
また、秋葉山の幟を建てるポール立てが一対あり、常夜燈の右後ろにはお札を治める祠があります。三方を玉垣で囲まれています。さらにその外を椿の垣根ががっつりと囲んでいます。

玉垣は昭和三十六年に造営されたようです。

中は、電灯が入っている様で、電気配線が火袋の中に入っています。スリガラスが填められているので、夜になるとほんのり明るくなっている感じを想像できます。

地元の人が大切にしている常夜燈だという雰囲気が伝わってきますね。これからも見守り続けてほしいと思います。

-秋葉山常夜燈