ONE POINT
江南市曽本町に鎮座する神明社の紹介です。詳細は不詳なんですが、江戸時代には曽本の集落には神明社の他に天神社が鎮座していた様で、現在では天神社は神明社の境内社となっています。
神社情報
神社名 | 神明社 |
鎮座地 | 愛知県江南市曽本町幼川添二二七番地(Googlemap) |
例大祭 | 十月十六日 |
創 建 | 不詳 |
御祭神 | 天照大御神、豊受大神 |
旧社格 | 村社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | 針綱神社 伏見稲荷本社 御嶽社 水神 南無天満大自在天神 地蔵 津島神社 |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 | ー |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | ー |
駐車場 | ○ |
参拝日 | 2022年2月9日 |
御由緒
創建は不詳。
江戸時代の寛文年中以前には曽本の地には神明と天神の二社が鎮座していたという。神明は現在の境内地に、天神は神明社の北側にある「本曽寺」の北側にそれぞれ鎮座していた。
神明社は貞享元年(1684年)に社殿再建の棟札があり、天神社は延享二年(1745年)に村の鎮守として勧請されこの年再建されたことが記された棟札がある。
境内社は、江南市史では「天神社、地蔵、津島社、愛宕社、稲荷社」の五社があるとしているが、令和四年に自分が参拝した限りでは、「針綱神社、伏見稲荷本社、御嶽社、水神、南無天満大自在天神、地蔵、津島神社」となっており、「愛宕社」の社が見当たりませんでした。
創建は明らかではない。貞享元甲子年(1684年)六月に再建の棟札や、神主山田和泉の記録が残っている。明治五年五月村社列格する。
愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」
御祭神
- 天照大御神
- 豊受大神
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を補完されてみたらいかがですか?
久昌寺周辺散策
令和三年に解散が決定された織田信長の側室「吉乃」の菩提寺である「久昌寺」が令和四年中に解体されてしまうという新聞記事を読んで、まだその姿が残っている内に参拝しておこうと思い、二月の冬空の中に参拝してきました。この際、久昌寺だけではなく時間が許す限りその周辺の神社仏閣などを参拝してきたのでこちらの紹介をして行こうと思っています。
紹介記事一覧
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丹羽山本曽寺(愛知県江南市曽本町)
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神明社(愛知県江南市曽本町)
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八剱社(愛知県江南市北山町)
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参拝記
五条川の東側の「江南市曽本町」に神明社は鎮座しています。県道172号線の「曽本交差点」を南に向かい、集落の中を走っていくと神明社の境内が見えてきます。
境内入口
石灯籠一対、幟立石、石柱門、社号標、石鳥居が据えられている境内入口になります。
石灯籠の間から社殿を望むこの視点は、中々の迫力を感じると思います。ここまで石造物が密集している神社がそんなに多くない&鳥居の先にある蕃塀の存在も大きいのかな。
蕃塀
尾張国の神社の象徴ともいえる「蕃塀」です。ここ神明社の蕃塀の造形は非常に簡素な造りとなっていますが、上部の透格子部分が設けられているのが特徴でしょうか。
社殿
開放型の妻入り拝殿、その後方に基壇上に設けられた祭文殿と透塀、その中に鎮座する本殿、拝殿と祭文殿の間は瑞垣が設けられているという尾張地方の社殿様式である「尾張造」の社殿になります。
そして、尾張国の神社で当たり前のように見かける石造物のひとつ「蝋燭台」が拝殿前に据えられています。
境内社
社殿と並ぶ様に設けれた鞘堂の中には、「南無天満大自在天神、地蔵、津島神社」が鎮座しています。この南無天満大自在天神が元々神明社の北側に村の鎮守として鎮座していた天神社になるようです。そして、東向き社殿の北側には「針綱神社、伏見稲荷本社、御嶽社、水神」が鎮座しています。
鎮座地を神社で確認
神社名 | 神明社 |
鎮座地 | 愛知県江南市曽本町幼川添二二七番地(Googlemap) |
最寄駅 | 電車: バス: |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。