ONE POINT
豊山町豊場伊勢山に鎮座する神明社の紹介です。古くは伊勢神宮の御厨だった場所とも言われ、江戸時代に伊勢神宮から勧請、創建された神明社になります。
神社情報
神社名 | 神明社 |
鎮座地 | 西春日井郡豊山町豊場伊勢山二二四番地(Googlemap) |
例大祭 | 十月十日 |
創 建 | 不詳 |
御祭神 | 天照大御神 |
旧社格 | 無格社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 | 国府宮 金刀比羅宮 津島神社 秋葉神社 稲荷社 |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 | 伊勢山神楽 |
参拝情報
御朱印 | ー |
URL | ー |
駐車場 | ー |
参拝日 | 2022年3月2日 |
御由緒
創建は不詳。
地名が「伊勢山」となっている事から、伊勢神宮所縁の土地の可能性もありそう。西春日井郡誌では伊勢神宮の御厨があった場所としている。伊勢湾・三河湾の沿岸には伊勢神宮の御厨が設けられていたとも言わており、豊場周辺もその一つだったのかもしれません。
境内に設置されている由緒書きでは、創建は正徳元年(1711年)西野長左衛門、藤原一直が伊勢神宮より勧請しこの地に「豊場村神明社」を創建したのが由来としています。
創建については明らかでない。伊勢神宮の御厨の跡地で、明治に入ってこの地より、古瓦と古代の人形を発掘したことあり。古くより開けた地である。明治十一年、据置公許となる。
愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」
御祭神
- 天照大御神
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?
参拝記
「豊山岡山公園」の紹介の中で名古屋空港の全景を見る為に向かったエアフロントオアシスから県道62号線を西に向かっていくと県道447号線との伊勢山東交差点の手前にある歩道橋の所に鎮座しています。駐車場は境内入口部分に無理やり止めようと思えば止めることができそうですが、周囲に車を停める余地もないので悩むところです。
境内入口
ほぼストリートビューと同じ目線の画像です。境内周囲を囲む瑞垣と社号標、幟掲揚ポール、石灯籠一対、神明鳥居が据えられた境内入口です。
境内
境内は非常に開放的な感じで、その中に尾張地方特有の造りの社殿が鎮座しています。
蕃塀
尾張地方特有の神社様式の一つ「蕃塀」になります。ここの蕃塀は石造りで支え柱がなく、装飾などの彫がないシンプルな造りとなっています。
狛犬
生年月は確認し忘れてしまいましたが、その造形から昭和・・たぶん戦後生まれの狛犬一対になります。
社殿
切妻造瓦葺妻入りの開放型拝殿を有する尾張造の社殿になります。ここ神明社の造りは拝殿と祭文殿の間に瑞垣が設けられておらず、祭文殿の前で参拝する事も出来る様になっています。
基壇上に設けられた祭文殿と透塀による瑞垣に囲まれた本殿による本殿構造群になります。比較的小規模な造りな為、祭文殿というより神門といった感じになっています。
境内社
社殿向かって左手に鎮座するコンクリート造りの鞘堂に覆われた境内社になります。向かって右手より「国府宮、金刀比羅宮、津島神社、秋葉神社」が鎮座しています。
社殿向かって右手には朱の鳥居と鞘堂に覆われた稲荷社が鎮座しています。
鎮座地を神社で確認
神社名 | 神明社 |
鎮座地 | 西春日井郡豊山町豊場伊勢山二二四番地(Googlemap) |
最寄駅 | 電車: バス:名鉄バス「空港西バス停」徒歩2分 |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。