矢作川神社巡り紀行 西尾市

神明社(西尾市花蔵寺町)

2017年11月8日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社情報

神社名:神明社
鎮座地:西尾市花蔵寺町宮後五番地
御祭神:天照大御神、建速須佐之男命、伊佐波登美命、玉柱屋姫命、迦具土神
旧社格:村社
創 建:不明
境内社:-
例大祭:十月第一日曜日
H P:-

参拝日:2010年8月29日
参拝日:2017年10月10日

御由緒

創建は明らかでない。明治五年十月十二日、村社に列格する。大正四年九月十日、字西島の秋葉社と合殿の津島社、御鍬社を合祀した。

愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より




参拝記

神社周辺情報

県道310号線の高河原町と善明の交差点の間に鎮座するのがこの神明社
花蔵寺農民センターのすぐ隣に鎮座する形になります。

参道

境内前には田んぼが広がっていて、参道らしいものは存在しません。

社号標

旧社格が彫られた社号標になります。

鳥居

ここの神明社の鳥居は神明鳥居になりますが、下宮鳥居と呼ばれるタイプでしょうか?。

手水舎・水盤

四本柱タイプの銅葺の手水舎になります。
瓦葺に比べて屋根が軽い分柱が細いですね。

狛犬

大正生まれの狛犬一対。

社殿

切妻造瓦葺平入の拝殿になりますが、屋根が反り屋根になっています

覆殿は切妻瓦葺で反り屋根になっておらず、懸魚もついてません。
本殿は資料によると神明造になっているそうです。

拝殿の屋根には・・・

屋根に設置された跳び狛犬が設けられています。

懸魚・鬼瓦

鰭付きの蕪懸魚になります。六葉が特殊な形ですね。
鰭の形がものすごく凝ってますね。

境外社

鎮座地:愛知県西尾市花蔵寺町西島89
住所から考えるに、大正四年に神明社に合祀された秋葉社が元の鎮座地に再び境外社として祀られた形かなと思います。

狛犬も一対設置されていますね。

参拝を終えて

社務所や斎館が絶妙に配置されていて、かなり開放感のある神社ではないかと思います。

 

地図で所在地を確認

”西尾市花蔵寺町宮後五番地”

矢作川神社巡り紀行

矢作川沿いに鎮座する神社を参拝、紹介をしております。興味がありましたら、順次更新しておりますので、のぞいてみてください。

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