常夜燈データ
種 別 | 秋葉山常夜燈 | 建立年月 | 明治三十五年 |
設置場所 | 西尾市一色町対米寺前地内 | ||
形 状 | 宮立型(宮前型) 基壇5段、土台石4段 | ||
竿部刻印 | 正面「常夜燈」裏面「明治三十五年建立」 | ||
台石刻印 | 正面「村中安全」 | ||
火袋台石刻印 | 正面「秋葉山」 |
常夜燈訪問記
設置場所の住所を見ると、寺前とあります。お寺の前の地名っていうのがよくわかりますね。今回訪問した常夜燈は、まさに!お寺の前に設置されております。
そのお寺の名前が「浄土真宗、真宗大谷派の長壽寺」と言います。ひとつ前の記事で紹介している「対篭(米)屋敷跡」の記事内でも、屋敷跡に鎮座しているのではと言われているお寺として登場しております。
そんな長壽寺のまさに目の前に常夜燈が据えられています。
秋葉山常夜燈←〇→長壽寺
昔は、この道路がこの辺りの街道筋になるので、常夜燈が置かれたと思うんですが、今の現状を見るとこれが街道なの?とお思いでしょうから・・・こんな地図を用意しました。
明治時代と現在の地図の比較できるように並べて見ました。是非画像をクリックしてもらって拡大図にしてみて頂けたらと思います。
当然このころには、東西に走る県道なんて存在しないので、道が非常に曲がりくねっているのが分かるかと思います。
さて、そんな場所に鎮座している常夜燈
竿石に彫られている常夜燈の文字が特徴的です。こういった書体は初めて見ました・・・と言ってもまだ10件目の紹介ですが・・。
常夜燈の裏側には、賽銭箱も伴った秋葉山の祠が鎮座しています。
今は電灯になっている為、ほとんど使わなくなった石段。こういった石段も徐々に貴重になっていくんでしょうか・・・。
これからも、この地域の安全を見守っていってほしいですね。