常夜燈データ
種 別 | 秋葉山常夜燈 | 建立年月 | 建立年月不明 |
設置場所 | 西尾市吉良町小山田宮前地内 | ||
形 状 | 宮立型(宮前型) 基壇3段、土台石3段 | ||
竿部刻印 | 正面「常夜燈」 | ||
台石刻印 | 正面「當村安全」 | ||
火袋台石刻印 | 正面「秋葉山」 |
常夜燈訪問記
小山田地区の神明社から東に100mいった所に据えられているのがこの徐夜燈。ちょっと奥に入った感じで建っているので、車で向かおうとすると気づかずに素通りしてしまう可能性もあります。
前面を通る市道からみた常夜燈。
山のふもとにポツンと建っている感じですね。
常夜燈近くまで行くと、常夜燈の奥側には地元の方たちの墓地となっている様です。
さらに、この裏山周辺は波城が建っていました。元々は吉良家家臣であり、その後徳川家康に仕え、松平性を許された松井家の本城となっていた場所です。
(波城については、また近いうちに取り上げたいと思います。取り上げた際は、ブログカードを張っておきますね。)
さて、常夜燈と改めてみると、火袋石は作り直されている様です。
常夜燈全体的には少々劣化が見え、所々石が欠けていたりします。この辺りは、地震や台風などで倒壊→再建を重ねてきている痛みなのかもしれません。
常夜燈の目の前には、新田らしく田畑が広がっています。干拓事業の前は目の前は海だったはずです。そう思うと、先人たちの努力に頭を下げざるを得ません。