寺院情報
寺院名:性海山 宝樹院
鎮座地:愛知県西尾市東幡豆町西前田七
本 尊:阿弥陀如来
宗 派:浄土宗西山深草派
創 建:寛永年中
H P:-
御朱印:-
札 所:三河海岸大師 十番札所
札 所:東条吉良観音 三番札所
沿革・由緒
梅翁恵秀上人が行基作の観音を安置して創立。
「幡豆町誌」より
参拝記
国道247号線、上畑交差点から北に入った場所にあるのが今回紹介する宝珠院になります。
交差点から少々細い路地を進んでいくのですが、案内板があるので迷わないかなとはおもうのですが・・・。
ストリートビューは本当に便利ですね。
宝樹院と書かれた白い看板がありますが、そのすぐ先の路地を右に入っていきます。
100mほど進んでいくと、宝樹院へ通じる石段が見えてきて、その先に本堂があります。宝樹院と書かれた石碑などはないようです。
石段を上ると、寄棟造の本堂が正面に見えてきます。
聞くところによると、以前紹介した"かぼちゃ寺"妙善寺の手継ぎの寺になっているそうで、現在妙善寺の住職の次男がこの宝樹院の住職になっているんだとか。
寺院の扁額では少数派だと思われる、縦書きの寺社名が書かれた扁額。
勝手な思い込みだと思うんですが、縦額の扁額は神社のイメージがあるんですよね。統計を取ると縦書きと横書き、どちらが主流なでしょうね。
宝樹院の境内からも三河湾を望むことができます。旧幡豆町は海と結びつきが強い地域なんだと改めて実感させられますね。
向拝部分の屋根に据えられた龍の彫り物。
龍の彫り物自体は神社、寺院を通じて色々見てきていますが、何となく気になったので今回紹介させて頂きました。