矢作川神社巡り紀行 西尾市

神明社(西尾市一色町池田)

2017年12月17日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社情報

神社名:神明社
鎮座地:西尾市一色町池田後河一〇七番地
御祭神:天照大御神、菅原道真、高皇産霊神、神皇産霊神
旧社格:神饌幣帛料供進指定村社
創 建:正長元年(1428年)
境内社:塩竈神社、御鍬神社、津島神社、荒神社
境内社:社口社、金比羅社、三社権現社、天神社、秋葉社
例大祭:十一月二十六日
御朱印:-
H P:-

参拝日:2017年11月15日

御由緒

社伝に、正長元年(1428年)杉江伊太夫の邸内に伊勢皇大神宮を祀る。四方田圃に囲まれて中央に位置したので中田と称し、明治十年池田と改称した。住民も産土神として崇敬する。明治五年十月十二日、村社に列し、同四十年十月二十六日、神饌幣帛料供進指定をうけた。同四十三年八月二十四日、字後河の天満社と字郷戸後の社宮司社を本社に合祀した。

愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より 

参拝記

西尾市と旧一色町の市境近くに鎮座しているのがこの池田の神明社になります。
境内からまっすぐ集落のほうに参道が伸びていて、片側に幟立石が建っています。

神社周辺の状況はストリートビューでご確認下さい。

境内入口

南入りの境内は玉垣に囲まれています。
扇形の様な境内になっていて、入口周辺が一番狭い形になっています。

社号標

旧社格が彫られた社号標になります。なんとなく彫が浅い感じがしますね。

鳥居

神明鳥居がお出迎え。設立年月は確認忘れました。

手水舎・水盤

社号標裏側、境内外側に設置された質素な水盤。
鳥居をくぐり、右手には、

これは、水盤・・かな?
水盤としたら、苔が生えていて今は使われていない感じです。

狛犬

子乗り、手乗りの狛犬一対。生年月日は調べ忘れました。

社殿

入母屋造、瓦葺、平入のコンクリート造りの拝殿になります。

神明造の本殿になります。

コンクリート造りの拝殿に対し、渡殿、本殿は木造になります。
瑞垣もコンクリート壁になっています。

境内社

社殿むかって右手に鎮座する四社相殿になります。同じ様式の四社相殿が社殿左手にも鎮座しています。

左手側の相殿には、塩竈神社、御鍬神社、津島神社、荒神社
右手側の相殿には、社口社、金比羅社、三社権現社、天神社

鳥居脇にある秋葉常夜燈と秋葉社の札入れの祠です。

懸魚・鬼瓦

鰭付きの蕪懸魚になります。

参拝を終えて

境内に石造物が狛犬ぐらいしか設置されておらず、なかなか質素な神社かなと思います。
異形の境内で、入口が狭く社殿周辺が広いという造りで、社殿の方を望むと開放的、社殿から鳥居方面をみると上の写真の様に密集してる感じがする視覚的に面白い神社ではないでしょうか。

近隣の神社

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地図で所在地を確認

”西尾市一色町大塚相丸二九七番地”

矢作川神社巡り紀行

矢作川沿いに鎮座する神社を参拝、紹介をしております。興味がありましたら、順次更新しておりますので、のぞいてみてください。

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