待暁山弥勒寺(愛知県東海市大田町) 知多四国霊場八十三番札所

寺院情報

寺院名 待暁山弥勒寺
所在地 愛知県東海市大田町寺下四番地
御本尊 弥勒菩薩
宗 派 真言宗智山派
創 建 天平勝宝元年(749年)もしくは弘化五年(815年)
札 所 知多四国霊場 八十三番札所
御朱印
H P

参拝日:2018年11月21日

待暁山弥勒寺公式ホームページ

知多四国霊場札所一覧

沿革・由緒

天平勝宝元年(749年)に行基菩薩によって開基されたという説と、弘化五年(815年)に一宇を建立されたのが始まりとする説があります。後者の一宇を建立したのが空海(弘法大師)であるとも。

御本尊は弥勒菩薩で、最盛期は一山六ヵ寺を有する巨刹となっていましたが、慶長年間、関ヶ原の戦いの直前に、石田光成方の鳥羽城主九鬼嘉隆の軍勢により、本尊弥勒菩薩と仁王像を残して焼失したと伝えられています。その後、尾張第二代藩主「徳川光友」の寄進により、元禄年間(1668年-1704年)に再建復興されたといわれています。

知多四国霊場を行く

観福寺を後にして、東海市役所方面に向かう事にします。次に参拝する「待暁山弥勒寺」は東海市役所の近くにあります。中央分離帯のある大通りを北上していくと、弥勒寺の札所案内看板が見えてくるので、路地を左折して弥勒寺に向かいます。「知多市役所前交差点」まで行ってしまうと通り過ぎてしまう事になるので、注意して進んでいください。(こういう時中央分離帯があるとUターンがしにくいので大変です。)

名鉄常滑線と河和線の分岐駅でもある「太田川駅」が最寄り駅となるので、非常に交通アクセスが良い場所でもあります。(以前は平面分岐でしたが、駅舎の建て替え&高架化で二階、三階という立体分岐になっていますね。田舎者ですので、こういった立体型の駅が見慣れていないので、見るたびにすごいもんだと感心していたり・・・。)

左側から伸びる効果が常滑線、右側から伸びる高架が河和線になります。2020年もしくは2021年には知立駅もこんな感じにの複層階の駅になるそうです。

知多四国霊場を行く-11日目-旅行記

参拝記

歩道の奥?側に青色の弥勒寺の案内看板が据えられているのが見えると思います。この看板を目印に左折して路地を進んでいくと、弥勒寺の駐車場にたどり着くことができます。先にも述べていますが、この看板を見落とすと、行き過ぎてしまいますので注意してくださいね。

境内入口

弥勒寺の境内入口になります。この左側に駐車場が用意されています。

山門

八脚門に不動明王が奉安されている仁王門になります。正面側に見えている不動明王像はあいち万博でも披露されたことがある像になるんだとか。仁王門を境内側から見ると、そこには東海市の文化財に指定されている先代の不動明王像が奉安されています。

札所案内石柱

「新四国八十三番 大坊 弥勒寺」と彫られた札所案内石柱になります。知多四国霊場の中で大坊と称している寺院は「野間大坊」以外ではここ弥勒寺だけですかね。

参道

仁王門を抜けると、緩い勾配の参道がまっすぐ伸びています。
境内の木々が葉を茂らせていて、中々いい感じです。
参道の先にうっすらと見えている建物が本尊である弥勒菩薩像が奉安されている本堂になります。

手水舎・水盤

木造瓦葺四本柱タイプの手水舎になります。
水盤の脇に地蔵様が二体据えられています。水かけ地蔵様でしょうかね。

本堂

寄棟造瓦葺平入の向拝が設けられている本堂になります。
こちらの本堂の大棟部分には・・・

しゃちほこが据えられています。
今まで山門に鯱が据えられている寺院は何ヶ所か見てきましたが、本堂の屋根に鯱が据えられている寺院ってあったかなあ・・・・。それくらい珍しいと思います。

あと珍しいと言えば・・・・

宝篋印塔

「御宝塔」と書かれた提灯が掲げられえている何やら温泉街のお土産屋もしくは案内所の様な建物は、中心に宝篋印塔が据えられていてその宝篋印塔の周囲を回りながら祈願する事で願いが叶うと言われている「右遶行堂」ができる様になっています。

右遶行堂


敬意を示したい対象に右肩を向け、その周囲を右回りに廻るという古代インドの礼法。自分の右肩を宝篋印塔に向け、お願い事を心に思いながら右回りに三度廻って参拝する礼法になります。

弥勒寺ホームページ」より抜粋

様々な寺院の境内で宝篋印塔を見かけますが、宝篋印塔を祈願の対象としている寺院は初めて出会いました。宝篋印塔には経典が収められているのですが、経典に願いをかなえる力があるのかと言えば・・・・・。

大師堂

宝篋印塔の拝殿の奥に建っている入母屋造瓦葺平入の建物が大師堂になります。
建物の大きさから本堂と紹介されているHPなんかもありますが、当サイトでは、中央に弘法大師像が奉安されているので大師堂と紹介させて頂きます。

中央に弘法大師、向かって右側に不動明王、向かって左側に興教大師が奉安されています。

「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」・・・

御朱印

参拝を終えて

ここ弥勒寺も慶長年間に九鬼水軍によって壊滅的な被害を受けた寺院の様です。その後、知多四国八十二番「観福寺」と同じく、尾張徳川家の庇護を受けて再建された様ですね。それでも往時の寺勢までは取り戻せてないと思います。そう考えると、九鬼水軍が東軍に与していて知多半島が兵火で燃やされなければどれだけの巨刹が残っていたんでしょうかと考えずにはいられません。

雑誌・マンガに加えて旅行雑誌の定番”るるぶ”も月額500円(税抜)で読み放題!

やはり、旅先の情報はネット検索もいいですが、るるぶなどの旅行ガイド雑誌が一番ではないかなと思います。ネット情報はどうしてもディープになりがちで、いざ旅行に行こうと思っても、俯瞰的な情報が不足しがちな気がします。 やっぱり、”るるぶ”を見ながら、旅の予定表を作っていくのも、旅行の醍醐味ですよね。

所在地を地図で確認

寺院名 待暁山 弥勒寺
所在地 ​愛知県東海市大田町寺下四番地
最寄駅 名鉄常滑線「太田川駅」徒歩10分

寺院・霊場巡りの際のバイブルに

元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある”村の鎮守の神様”と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな”知多四国霊場”を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。

仏像とお寺の解剖図鑑
仏像とお寺の解剖図鑑

少しでも巡礼の時にお役に立てる事もあるかと思います。是非一度読んでみてくださいませ。

次の目的地は?

弥勒寺の納経を終え、次は、知多四国霊場八十四番札所「瑞雲山 玄猷寺」を目指します。事前に調べていた境内と違って、近年本堂を始めとする大多数の建物を再建した様で、非常に新しい香りがする寺院となっていました。先の本堂があった辺りに涅槃像が設けられているのも驚きですよ。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
東海市知多四国八十八ヶ所
シェアする
成瀬晃をフォローする
あいちを巡る生活って

コメント

タイトルとURLをコピーしました