四国直伝弘法大師霊場を行く

四国直傳弘法大師霊場との出会い

知多新四国霊場を巡っている時、何やら薄紫色の幟が目に留まりまして、よく見ると「四国直傳弘法大師」と書いてあります。最初は、弘法大師を祀っているけど新四国霊場に入っていない寺院が単独で幟を立てているのかな？と思っていたら、あちこちでこの幟を見かけます。

傳は、伝という感じの旧字にあたるので、「四国直伝弘法大師」と表記した方がいいのかなとおもいますので、以下は直"伝"と表記していきます。

で、帰宅後調べてみたら、知多半島には現在活動している弘法大師霊場が二つ存在し、一つが「知多四国霊場」で、もう一つが巡礼の途中で見かけた「四国直伝弘法大師」になるそうす。「四国直伝弘法大師」は、地元？では親しみを込めて「直伝さん」と呼ぶらしいのですが・・。

札所の地図を見ていると、二つの大師霊場は付かず離れずな感じで知多半島をぐるっと回っている霊場であることもわかってきました。ただ、インターネットの情報量では圧倒的に「知多四国霊場」の方が多く、「四国直伝弘法大師」の情報については、あまり出回っていないのかな？との印象を受けました。

巡礼する際には、札所の場所を事前に確認をし、自分なりの巡礼ルートを作成してから出かけるのがいいのかもしれませんね。

由緒

大正14年10月7日、四国に似た風光明媚で温暖なこの地に「弘法大師」を奉安し、そのご威徳を慕い奉るという趣旨により、当時の四国八十八ヶ所霊場会長（善通寺誕生院貫主）より「四国直伝証」を拝受し「四国直伝弘法八十八ヶ所霊場」〕が開設されました。

「四国直傳弘法　公式ホームページ」より

札所一覧

公式ホームページのご案内

http://jikiden-koubou.jp/index.html