ONE POINT
古鳴海と呼ばれる地区に鎮座する八幡社の紹介です。鎌倉街道沿いに発展した古鳴海地区の鎮守社として古くから崇敬を集めている神社の様です。
神社情報
神社名 | (古鳴海)八幡社 |
鎮座地 | 名古屋市緑区鳴海町字上ノ山五番地(Googlemap) |
例大祭 | 十月十五日 |
創 建 | 不詳 |
御祭神 | 応神天皇 天照大御神 |
旧社格 | 指定村社 |
神名帳 | ー |
境内社
境内社 |
文化財
国 宝 | ー |
国指定 | ー |
県指定 | ー |
市指定 町指定 村指定 | ー |
参拝情報
御朱印 | 不明 |
URL | ー |
駐車場 | ○ |
参拝日 | 2022年4月6日 |
御由緒
創建年代は不詳ですが、後述する鎌倉街道沿いに発展した「古鳴海」と呼ばれる地域に鎮座していた神社であると思われる事から、江戸時代以前にはこの地に鎮座していたのではないかと考えられます。
古鳴海とは
八幡社の鎮座する周辺は「古鳴海」と呼ばれ、鎌倉街道沿いに発展した集落だったと伝えられています。しかし、江戸時代になり江戸と京都を結ぶ「東海道」が整備されると街の中心は東海道沿いに移っていったと思われます。現在の道路事情を鑑みても、旧街道よりバイパス沿いに街の中心が移っていくのは致し方ない所なんでしょうかね。
また、現在八幡社が鎮座する上ノ山の境内地は元々「無格社 神明社」の境内地であり、八幡社は小組に鎮座していたが、明治四十二年に、八幡社と神明社が合祀され、境内地を上ノ山に定めたという。
八幡社は鳴海村字小組に鎮座し、明治五年七月二十八日、村社に列格す。神明社は鳴海村字上ノ山の当所に鎮座無格社であった。明治四十二年四月十五日、八幡社を神明社に合併の上社名を八幡社と改称した。『尾張志』に神明社二所、八幡社古鳴海にあり、とある如くに氏子区域を古鳴海と称し鎌倉街道の古邑にて、今の鳴海町は後世此の地より移ったもので、本神社の創建は古き世の事なり。昭和十五年十月、社殿を造営し同年十二月十日、神饌幣帛料供進指定社となる
愛知県神社庁発刊「愛知県神社名鑑」
御祭神
- 応神天皇
- 天照大御神
御朱印帳の保管に
数年前より非常に集める方が増えた「御朱印」ですが、皆様は御朱印帳はどうやって保管していますか?神社・仏閣を廻って御朱印を受けているとあっという間に御朱印帳の冊数が増えていきますが、そのまま棚などに置いている方が多いのでは?。せっかくお受けした御朱印ですので、日本では古くから着物を始めとして大切なものを保管する為に使われていた「桐箱」に入れて保管した方がよろしいかと思います。
ぜひ、皆様も桐箱に御朱印帳を保管されてみたらいかがですか?
参拝記
国道1号線から名鉄鳴海駅の西側を抜け、野並方面に抜ける「鳴海街道」沿いに八幡社は鎮座しています。神社の南入南向の社殿となっていますが、現在境内の東側の南北に抜ける鳴海街道側にも境内入口がもうけられており、その入口脇に参拝者用の駐車場が設けられています。
境内入口
上記のストリートビューとは異なり、南向き社殿から正面側にあたる境内入口になります。市道から鳥居の間に少し余地が設けられていて、自転車やバイクなどはここに駐車できそうです。
こちらが鳴海街道沿いに設けらえた境内入口になります。こちらにも石造り明神鳥居、灯篭などが据えられています。さらに
こちらの境内入口脇に旧社格「村社」が合わせて彫られた社号標が据えられています。こちらの社号標が宮司名のプレートが埋められる窪みが設けられています。
参道
正面側の鳥居を潜ると、こんな感じの両側に基壇が設けられている参道が設けられています。左右の木々の茂り方からまさに社業の森って感じです。
手水舎・水盤
コンクリート造銅板葺四本柱タイプの手水舎になります。コンクリート造りの手水舎としてはよく見かける様式ではないでしょうか。
祓所
真榊を中心に四方に竹を立て注連縄で囲んでる祓所になります。参拝した日の前後で祭式が行われたのかな?
狛犬
生年月が不明ですが、子乗り玉乗りの狛犬一対になります。全体の装飾具合から結構若い狛犬かと思いますが。
社殿
コンクリート造銅板葺きの社殿になります。妻入りの拝殿の左右に授与所と神楽殿が設けられた様式になっています。
鎮座地を神社で確認
神社名 | 八幡社 |
鎮座地 | 名古屋市緑区鳴海町字上ノ山五番地(Googlemap) |
最寄駅 | 電車:名古屋市営地下鉄 桜通線「野並駅」徒歩8分 バス: |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。