天竜山 誓海寺(美浜町古布) 知多新四国霊場 二十七番札所

寺院情報

寺院名 天竜山 誓海寺
所在地 愛知県知多郡美浜町古布字善切二十番地
御本尊 釈迦牟尼仏
宗 派 曹洞宗
創 建 弘治元年(1555年)
札 所 知多四国霊場 二十七番札所
南知多観音霊場 五番札所
御朱印
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参拝日:2018年5月30日

知多新四国霊場公式ホームページのご紹介


知多四国公式サイト | 愛知県知多半島にある知多四国八十八ヶ所霊場の公式サイトです。

沿革・由緒

弘治元年(1555年)開創となり、南知多三十三観音三番札所「信渓山 全忠寺」の末寺となります。
寺名の誓海寺の名前の通り、もともとは古布の海沿いに鎮座していましたが、昭和十九年、海軍河和航空隊の建設のために百戸ほどの家と一緒に部落ごと強制疎開した。土台石から瓦までほとんど全部の材料を牛車で少しづつ運び込み、山の中の平らな所を捜して組みなおすのに二か月余もかかったとか・・・。

「知多四国めぐり」より

知多四国霊場を行く

二十六番札所「龍華山 弥勒寺」を後にして、二十七番札所「天竜山 誓海寺」を目指していきます。

龍華山 弥勒寺(美浜町北方) 知多新四国霊場 二十六番札所
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再び国道247号線を南下していき、「古布」交差点を右折して、南知多有料道路をアンダーパスすると、すぐに知多四国霊場の幟がはためいていますので、そこが誓海寺の入口になっています。

幟がはためいていますが、手前の建物で見え辛いので、幟を見付けた時、あっ!と急ブレーキしないように注意してくださいね。

参拝記

誓海寺周辺の集落は、由緒には昭和十九年となっていますが、実際の所は昭和十八年までに古布の集落全体がこの周辺に疎開というなの集落移転となったそうです。

集落移転の原因となった河和海軍航空隊とは?


太平洋戦争に向けて、急増すると予想される整備要員の大量養成を図るために設置した整備訓練航空隊として創設され、現場で活躍する整備員を養成する普通科練習生の教育を行っていたそうです。後述する第二河和航空隊が創設され、整備訓練航空隊を第一河和海軍航空隊と呼びます。
さらに、水上機のパイロットの増員に対応するべく教育機関に適していている場所を探していた所、完成間もない河和基地に白羽の矢が立ち、第二河和海軍航空隊として、日々搭乗訓練に明け暮れたそうです。

第一航空隊は整備訓練校であったため、実際に兵器として使用できる航空機は無かったが、第二航空隊は、本土空襲の際防衛任務に付いたりしていたそうです。

そんな歴史の渦に巻き込まれて移転を余儀なくされた二十七番札所「天竜山 誓海寺」を参拝します。

山門

 

時折見かける鐘楼門です。
通常は取り外されている二階へ通じる階段が常時設置されているようです。

帰宅後、ネットで調べていると、昭和五十五年に改修されて、だれでも自由に鐘をついてもいいんだとか!

「な・・・なんですと・・・

楼門に登れるチャンスだったのに!」

平成30年現在でまだ登れて鐘が付けるのでしたら、絶対に再拝したい札所ですね!

参道

山門を潜ると、石段が続き、登っていくと、左は開山所、右は二十七番札所に通じています。
山門、参道の写真を見て頂いてもわかりますが、今まで札所とはガラッと雰囲気が異なり、緑が多い寺院ですね。

本堂

本尊の釈迦牟尼仏が安置されている寄棟造瓦葺平入の本堂になります。

弘法堂

本堂の脇に鎮座する弘法堂になります。

中には、弘法大師像に加えて、「愛染明王(弘法大師作の三体の内の一体)」が祀られています。また、「愛染明王」は、縁結び祈願の仏様として、女性の信仰が篤いそうな。

こうやってみると、知多四国霊場巡りにも「講」が色々存在しているんですねえ。

手振れしてしまいましたが、

「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」・・・

御朱印

参拝を終えて

山門横には、金色に輝く観音像が建っています。
この観音像なんですが、実はコンクリート仏像なんです。コンクリート仏像・・・聞き覚えがありませんか?

そう、コンクリート仏像で当ブログで登場しているのが二十二番札所「御嶽山 大日寺」に鎮座している「みたけ観音」ですね。「みたけ観音」の詳細は下記から

御嶽山 大日寺(武豊町ヱケ) 知多新四国霊場 二十二番札所
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もう、お分かりだとは思いますが、ここ「誓海寺」の観音様と「大日寺」のみたけ観音様の作者が同じ「平山氏」なんです。これで二件目の平山仏像に出会えました。まだまだこの先、平山仏像が鎮座しているという情報があるので、そちらも気にしながら巡礼を続けていきたいです。

次の目的地は

二十七番札所「天竜山 誓海寺」を参拝して、隣に鎮座している開山所「天竜山 禅林堂」を参拝します。

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