大悲山観音寺(愛知県東海市荒尾町) 知多四国霊場八十六番札所

寺院情報

寺院名 大悲山観音寺
所在地 愛知県東海市荒尾町仏供田四十五番地
御本尊 聖観世音菩薩像
宗 派 真言宗智山派
創 建 文永三年(1266年)
札 所 知多四国霊場 八十六番札所
知多西国観音 二十四番札所
尾張観音霊場 十一番札所
御朱印
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参拝日:2018年11月21日

知多四国霊場札所一覧

沿革・由緒

亀山天皇の御代である文永三年(1266年)の開創と伝えられている古刹です。後奈良天皇の天文年間に昌増法印により中興されたが、火災により堂宇悉く焼失する。天正十三年(1585年)、大須の宝生院鏡融法印の助力を得て再興し、後後柏原天皇の時に勅願寺となる。その後豊臣秀頼の勅願所となり、居屋敷一円、五町歩下附のお墨付きを賜っている。

昭和二十年に空襲により堂宇を焼失してしまうが、昭和二十七年本堂が再建、昭和五十年には客殿、五十五年に庫裏が新築されています。

知多四国霊場を行く

知多四国霊場八十五番札所「慈悲山 清水寺」の納経を終えて、北西方面に進んでいきます。現在ではかなり広大な埋め立てが行われ、新日鉄住金の名古屋製鉄所があり、観音寺の境内から伊勢湾を望もうとすると遥か彼方にちらっと見える程度ですが、その昔は、観音寺があるあたりから断層の様に急激に海に向けて下り坂となっていて、すぐ近くに海岸線が続いていた様です。

この辺りの、観音寺からの眺望がすばらしいという事で、「尾張名所図会」にも描かれています。

尾張名所図会の全編第六巻知多郡の後半部分に今回紹介している観音寺からの眺望が見開きで紹介されています。熱田から桑名、四日市方面まで見渡せた場所の様ですね。

尾張名所図会に描かれている事と関係しているのか解りませんが、観音寺の参道脇には、写真の様に日本の石柱が据えられていました。左側は知多四国霊場八十六番札所観音寺と彫られた札所案内石柱、右側は「尾張三景潮音閣」と彫られた石柱です。

尾張三景とGoogle先生で検索すると・・・名古屋の銘菓「千なり」で有名な両口屋是清がなにやらとある店舗限定で販売している「尾張三景」というどら焼きっぽいお菓子がヒットしてきますが、こちらの三景は「・熱田七里の渡し ・名古屋城 ・津島祭」となっています。ただ、実際に販売している所を見た訳でもないので、現在でも販売しているかは不明・・・HITする情報がどれも5年近く経っているので・・・

Amazon APIのアクセスキーもしくはシークレットキーもしくはトラッキングIDが設定されていません。「Cocoon設定」の「API」タブから入力してください。

両口屋是清の千なりは名古屋のお土産で定番です。そういえば、テレビCMもやっていた記憶があるのでyoutubeで探してみると・・・

なんかめっちゃ話がずれましたが、尾張三景は色々探しているのですがいまいちはっきりしません。しかし、前述している「尾張名所図会」では「名古屋三景」という物が出てくるようで、尾張三景で検索しても、名古屋三景を取り上げているブログなどがHITします。
それによると、名古屋三景は、
不二見原
関貞寺
妙安寺
となっているようです。今後も尾張三景の残り二カ所を探していこうと思います。

知多四国霊場を行く-11日目-旅行記

参拝記

観音寺の駐車場は境内に用意されているのですが、裏側からアクセスする事になります。ただ、境内の裏側になる為、山門や寺号標がある訳ではないので、間違えずにして下さい。

境内に車を停めて、一旦境内の外に出て、参道に向かっていく事にします。

社号標

「細井平洲先生遺跡 新四国八十六番霊場 潮音閣観音寺」と彫られた寺号標になります。
なかなかの急坂となっている参道をすすで行くと・・・ 

さらに、石段の参道が続いています。その手前は、地蔵堂と鎮守社が建っています。
地蔵堂の奥には少し平らな場所となっていて、もしかしたら以前の参拝者駐車場はこちら側だったのかもしれませんね。

地蔵堂・鎮守社

参道脇に据えられている地蔵堂になります。
お地蔵様と、その脇には何故か横を向いている十一面観音像が奉安されています。

正確には解りませんが、たぶん鎮守社になる「白龍照玉大明神」になります。

手水舎・水盤

木造瓦葺四本柱タイプの手水舎になります。
柱が非常に太いものが使用されていてどっしりとした感じの手水舎になっています。さらにH鋼を使用した支柱も設けられています。

水盤の周りには「不動明王」を含めた石像が多数据えられえています。水かけ不動尊と掲げられている不動明王像はともかく、それ以外の多数の地蔵尊を置く意味があるのかは・・・・。

本堂

寄棟造瓦葺平入の向拝が設けれた本堂で、中央に本尊である聖観世音菩薩像、向かって左側に知多四国霊場の札所本尊である弘法大師像、向かって右側に薬師如来像が奉安されています。本尊である聖観世音菩薩某は知多西国観音霊場の札所本尊でもあるようです。

それぞれ奉安されている軒先には金色の額が掲げられています。

「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」・・・

本四国霊場御砂踏み

本堂脇には本四国霊場の御砂踏み場が設けれています。
御砂踏み霊場の四方向に、讃岐国、阿波国、土佐国、伊予国と看板が掲げられて踏み石が置かれていました。各国にある札所のお砂をそれぞれの踏み石の下に撒いているんでしょう。ある意味合理的なお砂踏み場かなと。

御朱印

参拝を終えて

細井平洲がこの観音寺に開設されていた寺子屋に八歳から十歳まで通っていたそうで、その時の逸話が残っている「草紙懸けの松」があります。空襲によって松も燃えてしまい、その後同じ場所に松を植樹されたそうで、現在は三代目の松になっています。

逸話なっているように、松の枝に腰かけて和尚さんの頭の上で足をぶらぶらさせるまでに松が育つにはまだ何十年もかかりそうです。

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所在地を地図で確認

寺院名 大悲山観音寺
所在地 愛知県東海市荒尾町仏供田四十五番地
最寄駅 名鉄常滑線「新日鉄駅」徒歩9分

寺院・霊場巡りの際のバイブルに

元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある”村の鎮守の神様”と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな”知多四国霊場”を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。

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次の目的地は?

知多四国霊場を行く-11日目-もここ観音寺を納経したところでタイムアップとなってしまいました。というか、少し予定時刻を超えてしまった為、岡崎には高速を使って帰っていく事になります。残る札所も、五番札所「延命山 地蔵寺」、八十七番札所「瑞木山 円通寺」、八十八番札所「鷲頭山 長寿寺」を残すのみとなりました。次回「知多四国霊場を行く-12日目-」にて知多四国霊場八十八ヶ所を結願する事が出来そうです。

知多四国霊場を行く-12日目-最初の納経先である知多四国霊場五番札所「延命山 地蔵寺」から知多四国霊場巡礼最終日をスタートしていきたいと思います。

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