寺院情報
寺院名 | 魚養山 大光院 |
所在地 | 愛知県知多郡南知多町日間賀島小戸地59 |
御本尊 | 大日如来 |
宗 派 | 真言宗豊山派 |
創 建 | 神亀二年(725年) |
札 所 | 三河四国霊場 三十七番札所 |
御朱印 | ○ |
H P | - |
参拝日:2018年10月31日
知多四国霊場札所一覧
沿革・由緒
行基菩薩が神亀二年(725年)、に開創した一山十二坊を誇った医王寺の一坊として創建されたのがここ大光院となります。医王寺を含め他の塔頭と同じく建暦二年(1212年)に現在の地に移設されたと思われます。その後荒廃したようですが、元禄四年(1691年)に再興されます。
三河四国霊場を行く
篠島での遍路を終えて、三十七番札所「魚養山 大光院」への納経の為に日間賀島に渡ります。篠島渡船ターミナルから日間賀島東港に向かうと、目的地である大光院はすぐ港から近くにあります。
日間賀島東港のすぐ目の前には、たこつぼ&タコのオブジェがお出迎えです。ここから徒歩3~4分で大光院に行けますよ。
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参拝記
東港から海岸線沿いではなく一本山側に入った道を歩いていくと、コンクリート造りの石柱門が現れます。山号寺号と知多四国霊場の札所案内が書かれたタイルが埋められています。
ちなみに、上記写真の右側に見切れているのはお土産屋のようです。土日や名古屋鉄道が行っている知多四国巡りのイベントの時にはかなり盛況のようです。
本堂
切妻造瓦葺向拝のある本堂になります。
元々は15年以上の無住の時期があり、昭和四十六年に住職が赴任してきた時には、屋根から月が見えるようなほぼ廃寺だったそうです。それから、四年、昭和五十年に本堂が再建されます。大光院は檀家が皆無だったため、日間賀島の人々の浄財と新四国霊場の巡拝者の寄付により再興できたそうです。
提灯が掲げられているので、わかりやすいですが、中央に本尊の大日如来、向かって左側に弘法大師像、右側に不動明王が奉安されています。
「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」「南無大師遍照金剛」・・・・
本堂の軒下には、遍照とかかれた扁額と、知多四国霊場の札所板が掲げられていました。
御朱印
参拝を終えて
境内の片隅に据えられている銅像。
一瞬学徒兵の慰霊碑なのかな?とおもったのですが、よく見ると、左手に数珠、右手は金剛杖を突いている様に見えます。戦中、もしくは戦後すぐの遍路像でしょうか。
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所在地を地図で確認
寺院名 | 魚養山 大光院 |
所在地 | 愛知県知多郡南知多町日間賀島小戸地59 |
最寄駅 | 名古屋鉄道 河和線「河和駅」徒歩10分 河和港 → 高速船 → 日間賀島東港 |
寺院・霊場巡りの際のバイブルに
元々、当サイトは神社巡りを通じて、皆様の住んでいる所にある"村の鎮守の神様"と呼ばれる神社を紹介してくサイトを目指していたんです。むしろ寺院については、縁遠いものとおもっていたんですよね。しかし、ちょっとした御縁で弘法大師霊場に出会い、そして愛知県では一番活動が盛んな"知多四国霊場"を巡礼、結願する事になりました。でも、神社の事はある程度知識があっても、寺院については未知の世界だったので、少しでも巡礼の時に役に立てばと思い、こちらの本を読ませて頂いております。
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次の目的地は?
篠島・日間賀島の遍路旅も終了し、常滑市にある知多四国霊場六十一番札所「御嶽山 高讃寺」から伊勢湾側を北上する遍路旅を再開していきます。このあたりは緒川城から勢力を伸ばしてきて常滑城を本城とする水野氏の一族"常滑水野氏"の勢力圏だった場所になり、水野氏所縁の神社仏閣が点在しています。