秋葉山常夜燈

秋葉山常夜燈(西尾市一色町一色)

2018年2月21日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

常夜燈データ

種  別  秋葉山常夜燈 建立年月  享和二年(1802)建立
設置場所  西尾市一色町一色宮添(諏訪神社境内内)
形  状  宮立型(宮前型) 石垣3段、基礎3段
竿部刻印  正面「常夜燈」左側「村中安全」
台石刻印  左側「大正十一年五月移轉建設 一色水門西」
火袋台石刻印  正面「秋葉山」

諏訪神社(西尾市一色町一色)

常夜燈訪問記

 Googlemapの航空写真を見てもらえれば、常夜燈がどこに鎮座しているかわかってもらえると思います。自分も諏訪神社周辺に常夜燈が鎮座しているという情報を持って確認しに行っていたんですが、諏訪神社東側の道路拡幅工事に伴う大規模造営が行われていて、常夜燈の場所も移転していました。 さて、どこに移転したのかな・・・。

元々あった場所は情報では神社の西側の道路沿いに鎮座していたっぽかったので、そちら周辺を散策していたのですが見当たらず・・・。
結局諏訪神社周囲をほぼ一周する形でやっと見つけました

それがこの写真!

・・・この扱いはどうなん?

もう少し左手にずれて写真を撮影すれば、常夜燈全景も見ることが出来ないことはないですが、正面からみると・・・諏訪神社の玉垣部分が一部ご覧の通りの倉庫形状になっているので、竿石以下が見えません。

なんだか、晒首みたいじゃない?

ストリートビューでまだ移設される前の状態が見えるので、ご覧くださいませ。

今の時代、取り壊し後撤去ではなく、移設されただけもありがたいお話なんだとはおもうのですが、ちょっと・・扱いが・・・可哀そうすぎな気がします・・・。
ちなみに、常夜燈右手にみえるグレーの建物は、諏訪神社名物?提灯を掲げる櫓用の倉庫です。

常夜燈全景を見てもらう為に、常夜燈に近づて見ます。

平成の移設の際、石垣(基壇)部分がちょっと作り直されている感じがします。この辺りは細かい修復工事に入るんですかね。

移設を繰り返しながらも200年以上一色町一色地区を見守り続けている常夜燈です。これからも変わらずに見守り続けてほしいですね。

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アマゾンでまじで社取り扱ってました・・・。高さ2m越え・・かなり大きい物です。
もしかしたら、小さい神社の本殿より大きいのかも?

-秋葉山常夜燈