
神社紹介
神社名 | 晴明社 |
鎮座地 | 愛知県岡崎市本町三丁目五番地 |
御祭神 | 阿部晴明 豊受姫命 須佐之男命 |
旧社格 | 無格社 |
創 建 | 寛政十二年(1800年) |
神名帳 | ー |
境内社 | ー |
例祭日 | 九月十四日 |
御朱印 | ー |
H P | ー |
参拝日:2020年11月25日
御由緒
陰陽師として非常に有名な「安倍晴明」が諸国遊歴の中、この地に滞在し陰陽道をこの地に伝えたとされ、この時、井戸を掘ったとされ、この井戸を現在では「晴明井」と称し、岡崎七ツ井の一つに数えられています。
安倍晴明の元伝えらえれる五輪塔が現在の境内地周辺の藪の中にあったそうで、寛政十二年(1800年)に阿部理八によって社が建立、五輪塔の一部を納めた(御神体とした?)と伝えられています。
明治十一年九月、同じ町内に鎮座する、稲荷社、津島社を合祀。
「参河名勝志」に昔、天文博士阿部晴明、諸国遊歴の途次、この地に居住す。晴明屋敷という。寛政十二年(1800年)九月三十日材木町の人阿部理八この地に一社を建て、晴明の霊を祀る。明治五年十月据置公許となる。昭和二十年七月十九日、空襲により社殿炎上したが再建する。
霊場を行く
おかまいり岡崎三十六地蔵・岡崎十二社スタンプラリーを巡る企画も佳境になってきました。今回は、十一番札所「源空寺/紹介記事」から電車通りに出て少し歩いた場所に鎮座している「晴明社」を参拝します。

岡崎城下に鎮座する神社を巡る「おかまいり岡崎十二社スタンプラリー」
かつては岡崎城下に鎮座する十二社を巡る霊場として造られたようですが、その後神社の合祀などがあり、今回スタンプラリーを実施する辺り松平家ゆかりの神社を加えるなどして十二社を再編した「(新)岡崎十二社」として生まれ変わっています。
参拝記
晴明社は岡崎の中心街?の康生を南北に抜ける通称「電車通り」の道沿いにちんざしています。ただ、市街地の神社あるあるで非常に狭い境内地であるので、注意してみていないと通り過ぎてしまうかもしれませんね。

社号標ならぬ社号ゲート?と呼んでいいのかわかりませんが、晴明神社を非常にアピールしていますね。ここ晴明社は産土社ではなく崇敬神社という立ち位置になるようで、広く崇敬者を集める必要があるのでこうしてアピールしているのかもしれませんね。

境内にはカラー印刷された由緒書きが設置されていました。これは非常にわかりやすいので助かりますね。

鳥居は社殿のすぐ目の前に靖国鳥居が据えられていました。また、社殿は崇敬者の集会場としても使える様になっている様で、一般的な引戸の奥に本殿が鎮座しているようです。

この社の入口脇におかまいり岡崎十二社七番札所のスタンプ入れが設置されています。
地図で鎮座地を確認
神社名 | 晴明社 |
鎮座地 | 愛知県岡崎市本町三丁目五番地 |
最寄駅 | 名鉄バス「本町バス停」徒歩1分 |
ご自宅にお札は祀られていますか?
実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、
南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。
神社誌作成プロジェクト

岡崎市にはもう一ヶ所安倍晴明が屋敷を構えたと伝えらている場所があります。これが岡崎市唐沢町に鎮座する「晴明社」が鎮座している場所になるそうです。こちらの晴明社は弘化三年(1847年)七月二十八日建立されたといいます。