参拝記
愛知県道317号線沿いに鎮座するのが今回紹介する神明社になります。県道317号線は現在バイパス工事が行われていて、矢作川を渡河する橋脚が完成したら現在の県道は市道に変更される気がします。
境内の東側を沿うように県道が通っています。この県道をそのまま南下していくと矢作川を渡る横須賀橋に出ます。そのまま橋を渡ると右手に以前紹介した西尾市吉良町上横須賀地区の秋葉神社が見えてきます。
境内入口
南入りの境内に南向きの社殿になります。
参道がまっすぐ社殿に伸びていますが、右手に遊具が置かれていて為か、少々雑多な感じを受けます。写真、鳥居手前に見えるのは秋葉社の常夜燈になります。
社号標
昭和十六年建立の旧社格が彫られた社号標です。
鳥居
建立年月を調べ忘れました・・。神明鳥居です。
手水舎・水盤
四本柱タイプの木造銅葺の手水舎になります。
狛犬
生年月日は調べ忘れましたが狛犬一対です。
社殿
入母屋造、瓦葺、平入、廻縁の設けられた拝殿になります。
ここの神明社の本殿は神明造という資料があります。たぶん、覆殿の中に本殿が鎮座しているんだと思われます。
また、幣殿、渡殿などが設けられておらず、露天の祭場になっています。
大棟部分には神明宮と掲げられています。
境内社
社殿向かって右手に鎮座している詳細が不明な境内社になります。
由緒書きなどには出てこないのでなんともいえないのですが、昭和十六年生まれの狛犬一対が社前に鎮座しています。
懸魚・鬼瓦
少々風化具合がきになりますが、鰭付きの猪の目懸魚になります。
参拝を終えて
旧吉良町上横須賀地区と西尾市市街地を結ぶ県道沿いに鎮座しており、意識はしてなくても神社の脇を通っている方は多いと思います。