矢作川神社巡り紀行 西尾市

白山神社(西尾市徳次町)

2019年1月25日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

神社紹介

神社名 白山神社
鎮座地 愛知県西尾市徳次町宮廻一〇六番地
御祭神 菊理比咩神、大物主神、伊邪那美神、天見屋根命、宇迦之御魂神
旧社格 村社
創 建 長禄年間(1457-61年)
神名帳
境内社 御鍬社、秋葉社
例祭日 十月十二日
御朱印
H P

参拝日:2019年10月22日

白山神社 Facebook公式ページ


https://www.facebook.com/tokutsugi.cho/

御由緒

社伝に、長禄年間(1457-61年)の創建という。明治九年八月二十八日、村社に列格する。同四十三年四月二十一日、字殿屋敷の稲荷社と字明大寺の琴平社と字地蔵の春日社を本社に合祀した。

「愛知県神社名鑑」より

矢作川紀行

寄近町の鎮守社「村上社」の参拝を終え、徳寺町に入り、白山神社を目指す途中に「謎の神社」を発見し参拝してきました。その後、県道319号線沿いに鎮座する「白山神社」を目指します。


矢作川紀行part.5


白山神社鎮座地

参拝記

西尾市環状線と呼ばれる県道319号線沿いに白山神社は鎮座しています。
白山神社の境内の玉垣が非常に目立ちますので、わかりやすい神社ではないかと思います。

境内入口

南入りの境内に南向きの社殿になります。
鳥居、社号標、幟立石が据えられた境内入口になります。

社号標

旧社格が彫られた白山神社社号標になります。

白山の文字が独特な書体になっています。

鳥居

扁額が設けられた明神鳥居です。
平成十年に社殿、手水舎、鳥居などの石造物も含めた大規模造営工事が行われた様です。

手水舎

銅葺木造四本柱タイプの手水舎です。
上部だけでなく株にも貫が施され、全体的なシルエットは今まで見てきた手水舎の中でも1、2を争うバランスの良さだと個人的に思っています。

また、水盤も非常に凝っていて

なんと表現すればいいんですかね・・・二段?二層?式の水盤になります。

祓所

参拝した前日が例大祭だった為か、祓所が設けられていました。
四方に竹を建て、注連縄で四方を囲んでいます。例祭当日はここで修祓のしたんでしょう。

狛犬

平成十年生まれの狛犬一対になります。
目に墨が入れられている為か非常に目力がすごいです。

ドーン!

社殿

入母屋造瓦葺平入の高覧のある廻縁の設けられた拝殿になります。
コンクリート造りで高床式の社殿であり、本殿-幣殿-拝殿は一体となった造りを見ると、近年造営された社殿様式の中ではオーソドックスな造りだと言えると思います。

情報では、流造の本殿が鎮座していたそうなのですが、造営工事で新本殿に遷座されていると思われます。

懸魚・鬼瓦

鰭付きの蕪懸魚になります。懸魚部分は木製なのかな?

境内社

情報では御鍬社が境内社として鎮座しているとあったのですが、社殿左側(向かって右側)に境内社がありますが秋葉社でした。造営工事の際、本殿に合祀されたんですかね。

参拝を終えて

平成30年に境内社である秋葉社の社殿を老朽化に伴い新たに造営工事したそうです。
舞台、社務所も綺麗になっていまして、新しい香りのする神社でした。

ご自宅にお札は祀られていますか?

実家には神棚はあっても、今お住いの所には神棚がない方も多いかと思います。神棚には、日本の氏神である"天照大御神"とご自身がお住いの氏神様のお札を掲げると御神徳が宿るとされています。
賃貸住宅などに住まわれて簡単に神棚を掲げられないという方もお勧めなのが、

https://amzn.to/2PsGN9s

南向き、もしくは東向きになる様に、そして目線の高さより上になる様に、棚などの上において頂くとよいかと思います。是非、皆様もご自宅に神棚をご用意いただき、御札を納めてほしいなと思います。

神社誌作成プロジェクト

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