神社情報
神社名：素戔嗚神社
鎮座地：岡崎市定国町字前田一番地
御祭神：素戔嗚命、日良麻呂命、譽田別尊
旧社格：村社
神明帳：参河国内神明帳 正五位下 占部天神 坐 碧海郡
創 建：大宝二年(702年)
境内社：鍬神社
参拝日：2014年7月12日
御由緒
日久良志の里の東南占部山に大宝二年(702年)この里を開いた大中臣の日良麻呂命を祀り占部天神と称して、「国内神明帳」神位正五位下、村田八丁四方を献上する。その後、永久三年(1115年)6月15日、高倉中宮兼通、永二百貫目を献納する、正中二年(1325年)故あって牛頭天王宮を占部山に移し奉り牛頭天神と称した。宝徳四年(1452年)6月16日、渡辺兼綱鰐口１ケを奉納あり。
明治四年素戔嗚神社と改め、同五年十月十四日、村社に列格した。同四十年十月二十六日神饌幣帛料供進指定社となる。
境内神社は鍬神社<祭神：広鉾命>。文化四年(1807年)例のない豊作に村民欣喜雀躍して唱えて一束三把で五斗五升擢てもむいても五斗八升と口称しこの時農民加護の広鉾神を勧請一社を建つ。
愛知県神社庁 発刊
「愛知県神社名鑑」より
県道43号の旧道を南下し、岡崎市南部給食センターを超えた占部川と広田川が合流する辺りに鎮座するのが素戔嗚神社となります。県道から見ると、六南あおみ野運動広場となりの森が素戔嗚神社となります。
神社の目の前に広田川が流れていて、その護岸に境内がつながる様に鎮座してます。
この後ろはすぐ広田川です。
GoogleMapの3Dモードで見ると伝わりやすいかと・・
今は便利になりましたね。
鳥居から社殿を望みます。上の写真でも解りますが、この神社の周りだけ木が茂っています。
鳥居を潜ってすぐ右にある祓所です。
祓所と正対するようにあるのが手水舎になります。
水盤も含めて近年造営工事された様です。
神楽殿になります。
三方の壁がなく、まさに舞台といった感じですが、耐震補強工事の鉄柱が無粋ですね。
狛犬です。玉乗り・子乗りタイプと言うんだとか。
改めて境内を眺めます。参道左手にあるのは社務所と倉庫でしょうか。
境内社の鍬神社になります。前の灯篭が良い味だしてますね。
最後に鬼瓦と懸魚を。ここの懸魚は鰭付き猪目懸魚で、特徴的なハート形の穴がありますね。