円空仏が鎮座している浄名寺のすぐ近くに立清寺(龍勢寺)があったので、こちらも寄ることに。資料によるとこの立清寺の裏側には徳永城の土塁跡が残っているんだとか。
寺院情報
寺院名:立清寺
鎮座地:愛知県西尾市徳永町西側106
本 尊:不明
宗 派:浄土宗西山深草派
創 建:不明
H P:-
札 所:三河海岸大師 六十三番札所
札 所:西条吉良三十四観音 三十四番札所
札 所:(旧)三河新四国 三十二番札所
札 所:三河(旧)新四国 七十七番札所
参拝記
立清寺の前の敷地に太陽光発電パネルが設置されていて、浄名寺から向かうとき非常にわかりづらくなっていました。また周囲の道は非常に狭いので、車で参拝するときは注意が必要ですよ。
境内入口になります。山門はなく、開放的な境内になっていますね。
三河海岸大師の六十三番札所の石碑になります。
そのほか、石碑はありませんが、西条吉良三十四観音の三十四番札所にも指定されています。
無住の寺院なので、本堂は施錠されています。墓地が本堂裏にあるので、地元の皆様で管理されているようです。
本堂に掲げられた三河新四国七十七番札所。
以前紹介した金剛院でも張られていたのですが、三河新四国七十七番に立清寺は載ってませんし、三河(旧)新四国と呼ばれる再興以前の札所一覧にも立清寺は32番札所として名前が載っています。札所の番号が異なっているんで、もしかしたら、第三の三河新四国が存在していたのかもしれませんね。
本殿裏手にある墓地の片隅に徳永城の土塁跡が残っています。が、参拝した時には徳永城の存在すら知らず、帰ってから寺津地区の事を調べていたらその名を知りました。
また近々、徳永城の取材?で訪れたいと思います。