常夜燈データ
種 別 | 秋葉山常夜燈 | 建立年月 | 天保四年建立 |
設置場所 | 西尾市吉良町饗庭薬師西地内 | ||
形 状 | 宮立型(宮前型) 基壇3段、土台石4段 | ||
竿部刻印 | 正面「常夜燈」右面「天保四年建立」 | ||
台石刻印 | ー | ||
火袋台石刻印 | ー | 祠部分刻印 | 右側「願͡當村若者」 |
訪問記
荻原から鳥羽に抜ける市道沿いに設置されている常夜燈です。
市道からみた常夜燈はこんな感じ。設置場所てきには、中組集会場の敷地内になります。
元々この場所ではなく、別場所からここに移設されたかんじですね。
ここの常夜燈の特徴は、常夜燈正面に設置されている注連縄と、末広がり的に置かれている幟立石です。秋葉祭の時には非常に賑やかな常夜燈になるんでしょうね。
さらにここの常夜燈を特徴づけているのが、基壇に設けられた柵と、火袋石を囲むようにステンレス製の扉が付けられています。電灯装置が入っているので、これくらいの設備は必要だといつも思っているのですが、ほぼむき出しの所が多いのが気になります。
ただ、ここまで囲ってしまうと、見た目的には・・・うーんって感じですけどね。
最初、本当はもう一基常夜燈があったのかな?と思ってしまった祠になります。
この祠のアイデアは素晴らしいと思います。平成になって改修されている為、元の形を見てみたかったです。
この常夜燈が設置されている住所が薬師西になります。常夜燈の後ろ側、集会場と同じ建物なんですが、薬師教会が置かれています。
仏教での教会とは?
教会というとキリスト教などを想像してしまいますが、仏教にも教会というものがあるんだとか。日本にあるすべての仏教の宗派で「教会」という名称が使われているのかは不明ですが、仏教での協会とは、布教のためのお堂の様な物らしいのです。
その為、お寺にある様な設備は教会には設置されていない事が多いです。鐘突堂だったり、お墓だたったり。
仏教教会の前に鎮座している常夜燈・・・秋葉神社思っていましたが、もしかしたら、秋葉三尺坊を納めているかもしれませんね。