常夜燈データ
種 別 | 秋葉山常夜燈 | 建立年月 | 建立年月不明 |
設置場所 | 西尾市吉良町吉田斉藤久地内 | ||
形 状 | 宮立型(宮前型) 基壇4段、土台石3段 | ||
竿部刻印 | 正面「秋葉山」左面「常夜燈」 | ||
台石刻印 | - | ||
火袋台石刻印 | - |
種 別 | 金毘羅常夜燈 | 建立年月 | 建立年月不明 |
竿部刻印 | 正面「象頭山」 | ||
台石刻印 | - | ||
火袋台石刻印 | - |
常夜燈訪問記
以前、伊賀八幡宮から鐘楼が移設された西福寺を紹介させて頂きましたが、西福寺の正面を東に向かい、名鉄西尾線の踏切を超えたところに鎮座している真福寺の入り口脇に据えられているのが今回紹介する常夜燈になります。
吉良町に入って2例目の双頭(?)常夜燈になります。1件目と同じく秋葉山と金毘羅山を祀っている常夜燈になります。
向かって右が秋葉山常夜燈、左が金毘羅山常夜燈になります。
「象頭山」とは香川県の金毘羅宮が鎮座している山全体の事を指します。元々は、神仏習合時代にはこの象頭山には金毘羅大権現が鎮座していると考えられており、金毘羅信仰の聖地となっていた山になります。
常夜燈後方には、札入れの祠が据えられています。祠は昭和三年に設置された様です。
微妙に双方の形状が異なり、この双頭常夜燈ももとは別の場所に設置されていた物が後の時代に現在様な様式に改修されたものなのかもしれません。
これからもこの地域の安全を見守っていってほしいです。