秋葉山常夜燈

秋葉山常夜燈(西尾市一色町赤羽)

2018年2月22日

令和四年新企画のお知らせ

新企画「愛知県下新十名所」

 新愛知新聞社が昭和二年(1927年)に「愛知県の新十名所を読者投票で決定する。」というイベントを実施します。愛知県下を狂気の投票合戦へと誘ったこのイベントへの投票総数は驚異の1400万票以上。また、100票以上の投票を集めた名所候補は67カ所にも上ります。2022年、当サイトではこの67ヵ所の名所を巡り紹介していこうと思います。

常夜燈データ

種  別  秋葉山常夜燈 建立年月 文化3年(1806)建立
平成7年(1995)修復
設置場所  愛知県 西尾市 一色町赤羽上郷中 135
形  状  宮立型(宮前型) 石垣5段、基礎4段
竿部刻印  正面「秋葉山大権現」右側「村中安全」
台石刻印  なし
火袋台石刻印  なし  御札用社あり

常夜燈訪問記

YES! と言われると 高須クリニック!と答えてしまう方が多いという有名なキャッチフレーズで有名な高須クリニックなんですが、その母体となる医療法人社団福祉会の高須病院の目の前に設置されている常夜燈があるという事で、伺ってみました。

一色町やその周辺に住んでないと、高須病院がどんな病院か判らないと思いますが、端的にいえば総合病院になります。

この地域の基幹病院だとしても、周辺の人口を考慮したら、かなり大きな病院だと思います。
そんな高須病院の正面玄関からすぐの所に、常夜燈がありました。

ストリートビューは高須病院正面入り口を映していますが、画面を反対側にスワイプしてもらうと常夜燈背面が見えてきます。

竿石の部分が平成7年の修復の際新調されていて、色がことなって、新しい石だなってすぐわかります。
さらに言えば、絶対にここの常夜燈は今では明かりがともされていないなって分かるのが、火袋(明かりをともす場所)部分に注連縄が掲げられいます。最近多くなった電球などの電気照明の装置が入っているわけでもないので、常夜燈であって常夜燈では無くなっちゃってますね。

ここは残念ポイントですね。

平成十四年御遷座記念で設けられた、秋葉山のお札を納めた祠です。

平成十四年の御遷座とは?と思われる方もお見えかと思います。

この地域の鎮守の社である若一神社が平成十四年に社殿を立て替える大規模造営を行って、本殿を遷座しました。その際、ここの常夜燈も祠を新たにしたという事でしょう。

若一神社(西尾市一色町赤羽)

これからも末永くこの街を見守っていって下さい。

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神社に参拝した際に、是非お札を授与所でお求めになって、ご自宅に掲げて下さい。

-秋葉山常夜燈