寺院情報
寺院名:西用院
鎮座地:愛知県西尾市寺部町西浦二十三
本 尊:阿弥陀如来
宗 派:浄土宗西山深草派
創 建:大永元年(1521年)
H P:-
御朱印:-
札 所:三河海岸大師 十四番札所
沿革・由緒
徳林寺第五世源峯上人が開基。
「幡豆町誌」より
参拝記
三河海岸大師十二番札所の太山寺の紹介の時に取り上げた、"寺部の立石"の場所から南に100mに進んだ場所に鎮座しているのが今回紹介する西用院になります。
由緒にもありますが、徳林寺の住職が開基として創建した寺院になり、徳林寺の末寺的な寺院なんだと思われます。
鬼瓦には"徳"の字が彫られています。勝手に想像すると、"徳林寺"の徳の字ですね。真偽は不明ですが。
境内入口脇に据えられている地蔵堂と・・・その脇には・・・
役行者像が祀られています。ここの役行者像は少々風化が進んでいる様に見えますね。
本堂と正対するように据えられているのが西国三十三観音堂になります。
なんか、大師霊場を巡っているはずなんですが、非常に高い確率で写真のような三十三観音堂を見かけている気がします。大師信仰と共に、西国観音信仰もとても盛んだったんでしょうね。
改めて本堂を望むと、庫裏と一体している為か本堂だけみると・・・寺院に見えないですねえ。
ただ、本堂の軒先には梵鐘が釣られていて、寺院であることを誇張しているように見えますね。
実は寺名も最初確認するものが見当たらなかったのですが、庫裏に玄関にあった郵便ポストで西用院であることを確認できました。しかし山号は不明のまま・・・。山号を調べる方法って何かないですかねえ。